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『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■預金通帳の盗難被害年間3万軒
 日々の映像は、1997年から社会の出来事の中から1日1題を選んで記述してきた。記述回数は2400回をこえる。これだけ社会の出来事に関するエッセイを書いているのに、毎月始めて記述するテーマが出てくる。今日記述しようとするテーマはその中の一つだ。

 検察庁の発表によると預金通帳の盗難は「全国で年間約3万軒」であるというから驚く。このような社会なのだと深刻な認識をしなければならない。プロの窃盗グループは、通帳があれば印影をスキャナーで読み取り、パソコンを使って短時間で印鑑を偽造してしまうのだ。 

 盗難になった通帳から郵便貯金の被害だけで28億円もある。「全国の郵便局で、盗難通帳を使った不正な預金引き出しが昨年度1年間で1400件総額28億円に上まっていたこが21日、日本郵政公社の調査で分かった」(7月22日・毎日から)というから驚く。一般銀行の集計は行なわれていないが、この被害額は推定で「100億円」(同)であるという。

 被害者の多くは「窓口での本人確認を行なえば、被害を未然に防げた」として、金融機関に返還を求める訴訟が全国各地に起きている。銀行は「肉眼での印影照合で十分で、銀行に責任はないとしている」銀行は都合の悪いテーマのときは、一企業的な姿勢になる。郵便局は「確認が不十分だった」として返還に応じるケースが多いようだ。(余録で補足)

07月24日(木)
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