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『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■妊婦が食べると危険な魚
 5月8日に国内水産物の残留カドミウムのことを書いた。カドミウム、水銀、ダイオキシン(内分泌撹乱物質=環境ホルモン)などの有害化学物質のことを、僅かな文字数の中で記述することは難しい。1999年11月14日に記述したが、これら有害物質、有害商品を検討する大前提が二つある。ヨーロッパなどは「安全が確認されていないから規制する」という立場をとっているが、日本は「危険が立証されていないから規制しない」という立場を取っている。詳しくは省略するが、この前提の差は実に大きいのである。

 厚生労働省が6月3日、水銀が高濃度に含まれている七種類の魚(メカジキ、キンメダイなど)やクジラ類を妊婦が食べ過ぎないよう呼びかけることにした。呼びかけの内容は、魚類は1回当たりの摂取量を60〜80グラムとした場合で週2回以下、クジラ類は週1回以下に抑えるよう求めている。果たして、クジラ類を1週間に1回食べても安全と確認されているのだろうか。

 大まかに整理すると、5月8日の沿岸部に住むかに・えび、これをエサとするいか・たこにカドミウムが多い。今回の発表も食物連鎖の上位の位置するカジキやクジラに有害物質が蓄積しているのだ。クジラは基準値の30倍のメチル水銀が検出されている。

06月04日(水)
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