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『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■余 録
3月3日、激増する10代の中絶と題して少々記述した。若者の性行動の活発化、性的パートナーの多数化、或いは、以前詳しく記述したが、パートナー期間の短さなどの傾向が続いている。これは、言論の自由をかざして、大人社会が作り上げた結果であると思う。営利を目的とした性情報が異常なレベルで氾濫し、ポルノ的な写真を避けて通ることは不可能で、若者が性的に刺激されて当然なのである。よって、まともな性知識も対処法も教えられないまま、性的に刺激され行動しているのが、一定割合の10代の姿でないだろうか。中学生段階での性教育・エイズ教育が望まれる。
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刑務官による暴行死傷事件の二ユースをつぶさに読んできたが、事件を省内で処理しょうとする姿勢がありありだ。矯正局に保存してあるという一カ年3000通もの情願書を、局外の人が見ることはないだろう。そもそも、行政検討委員会の委員長が、法務省のトップである次官であれば、受刑者の人権より省の組織を守る方を優先するのは当然だ。そして、長期的な刑務所運営のあり方に関しては、民間有識者による「行刑改革会議」を今月中に設置して、人権侵害などを直訴する制度の抜本改革を検討するという。すなわち、今起っている問題は、法務省次官をトップとする行刑委員会で処理しょうとしている。法務省に教養がありそうな女性大臣がいる。しかし、今回の事件で大臣の意思で直接指揮したような報道は全くない。この女性大臣は法務官僚に洗脳されたしおれた飾り花なのだろうか。
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3月12日山陽新幹線の居眠り運転に関連して、睡眠時無呼吸症候群のことを書いた。サンデー毎日で、題して「推定患者200万人、新幹線居眠り運転は起るべくして起きた、50代男性が危ない」との特集があったので少々引用することにした。この症候群の七割は肥満が原因で新幹線の運転士は、身長が1メートル70センチで体重が100キロを超えていたという。超肥満の人はほとんどこの症候群になり、重症化するのは40代後半から600代代だと言う。
この症候群、本人はたっぷり寝たと思い込んでいるので、寝不足の自覚が少ないとのこと。やっかいなのは山城医師の指摘だ。「この病気によって起る居眠りの特徴は自分では寝たつもりがないのに、フト気がつくと空白の時間が過ぎていたというものです。ハット我に返ると、対向車が目の前に迫っていたというケースも珍しくない。つまり交通事故や労災事故につながりやすいのです」
愛知医科大の調査では、患者が居眠り運転による交通事故を起こす割合は健常者の2倍、重症の場合3倍になるという。米国の調査では、交通事故を起こす頻度が健常者の7倍も高いとのデータだ。企業の安全管理の立場でいえば、無呼吸症候のある人は使えない。ただ、この推定患者数が200万人と言うから、労務管理者はおおよそ男子勤労者の10人に1人は無呼吸症候があるとの前提に立たねばならない。
前記した通り無呼吸症候群患者の七割が肥満で、残る3割は顎が小さいというアジア人特有の骨格が災いしているという。個人の立場で言えば、この症状があったら迷わず専門医にかかって治療することだ。
日常の生活の視点で見ても大変なことでやや長いが引用して置きたい。「1時間に5回〜10〇回も呼吸が止まるので、苦しいという情報が脳に伝わり、数秒、脳が目覚める。・・・いわば夜中に何度も揺り起こされているようなもので、当然、寝不足状態に陥る。脳の働きが低下するため、うつ傾向になったり、イライラ・集中力・学習能力・記憶力の低下などさまざまな精神症状が表われる」
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今回のイラク攻撃で、最も緊張したのは、金正日(キムジョンイル)であったと思う。北朝鮮から脱出し韓国の朝鮮日報に務める記者は「北朝鮮は(アメリカの)イラク攻撃が終わったら、次は北朝鮮が攻撃されると思っている人が多い」(20日・毎日から)と語っている。しかし、何もしないで、アメリカが北朝鮮を攻撃することはないのである。アメリカによる攻撃が仮にあるとすれば、その大半の理由は、核を含む大量破壊兵器の保有と脅しではないかと思う。
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03月31日(月)
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