ID:22831
『日々の映像』
by 石田ふたみ
[258683hit]

■余   録 
 1日に日朝交渉の物別れのことを書いた。北朝鮮の軍隊のことは、かなり詳細に記述したことがある。人口が2200万人と少なく、石油などの資源輸出がない北朝鮮で100万人もの軍隊を維持することは、国の自殺行為に等しいと思う。

 この100万人の内、60万人が38度線に配置されているのだ。手を緩めると韓国が北へ攻め込んでくるとでも思っているのだろう。日本が人道上の支援だといって米を供給してもこの100万人にも及ぶ兵隊さん達の胃袋に納まってしまうだけである。

 国力からいったら30万人の軍隊でも多すぎる。銃を捨てて、2200万人の国民が食えるだけの農作物の生産に努力すべきだ。日本政府もこの100万人もの軍隊を認めて経済支援を行なう決定はそう簡単に出来るものではない。

       ◇       ◇       ◇       ◇
 11月3日北朝鮮のことを「かわいそうなほど文化水準が低い国」と書いた。総べての文化的な側面は、金正日体制を維持するためにあると言っても言い過ぎではないだろう。

 世界の文学などに接する機会も当然ないだろうし、ただ、将軍様に反抗すると死があることだけは知っているのだろう。あとは何の文化的な側面を持つこともなく、ただ習性で生きているだけと思わずにはいられない。

 ここで記述することではないかも知れないが、北朝鮮の大衆の習性を知る意味で記述したい。厚生労働省がなんと、全国の検疫所に対して、「北朝鮮産のマツタケの輸入時に金属探知機を使うよう」(11月2日 ヤフートピックスから)初の通知を出したとのこと。

 その理由は、北朝鮮産マツタケから、度々釘状の金属棒(長さ6センチ余り、直径5ミリ、重量5〜10グラム)が見付かっているためである。大方の予測は、少しでも重量を水増して値を上げることが目的であるという。

 先月25日、小樽検疫所に輸入届のあったマツタケ約500キロを検査したところ、鉄や鉛などの金属片が合計で500グラム(1000分の1)が埋め込まれていたという。

 500キロに対して500グラムの重量をごまかして得るプラスより、失うものが多いことに気が付かないのだろう。

 一流の百貨店で金属片が挿入されたマツタケを売るわけに行かない。よって、一部では今までも自衛策で金属探知機を使っていたという。

 マツタケをそのまま焼いてぱく付く消費者はいないだろう。ただ、このような食べ方をすると、金属片でけがをする危険がある。

 食品の産地のごまかしが多くあるので、これは北朝鮮産のマツタケです・・・といったら感情的に買って食べる人は誰もいないだろう。マツタケに金属を押し込んで重量を上げようとする。・・・悲しいまでの愚行である。

 北朝鮮産の食品では高級品でもないハタハタからも金属が見付かっているという。見方はいろいろあろうが、今日生きることが精一杯で明日を考える余裕がないのだろう。
       ◇       ◇      ◇       ◇
 11月12日に記述した刑務官(国家公務員)の虐待、暴行事件は、氷山の一角のように思う。日弁連に救済を申し立てられた事案の全国の件数は集計されていない。そうでなくとも、殺人的なスケジュールで忙しい弁護士に、刑務所内で「人権が侵害された」と救済を申し出てもまともに取り上げる可能性は少ない。

 アメリカのように同じ被害を受けた人が集団で訴訟が出来る法律の整備がない限りに、刑務所内での「殴る・蹴る・踏む」あるいは皮手錠で「締め上げる」という暴行は続くだろう。

 刑務所で暴行を受けた人は、訴えればよいではないか・・・という見方もあるかも知れない。しかし、弁護士に依頼して国を訴えるには、個人の力は余りにも非力である。

 よって、刑務所で暴行を受けた人は、泣き寝入りしているのが現状である。1回か2回殴られるくらいなら我慢しよう。しかし、名古屋の事件のように重傷または死に至る暴行を加えられたのではたまったものではない。

 では、刑務官とトラブルを起こさないようにするにはどうしたら良いのか。答えは悲しいほど単純だ。刑務官で一定の割合の人達は、受刑者を家畜と思っている。


[5]続きを読む

11月30日(土)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る