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『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■余    録
 8月4日にミネラルウォーターのことを書いた。ミネラルウォーターと言っても一般には地下水をろ過、沈殿、加熱殺菌したもので、4類もある。ここまでは良いのであるが、このミネラルウォーターを扱うメーカーが約400社もある。よって、売上1000億円と言っても1社平均にすれば2.5億円でしかない。小規模なメーカーもあるわけで、果たして完全に殺菌されているかどうか、どうもトラブルが起こるような気がしてならない。

 そんなに美味しい水を飲みたければ、自分で作るのも一案だ。ここで少々メモしておこう。

 @備長炭をよく洗って約15分間煮沸して消毒する
 A半日ほど陰干しする 
 B容器に炭と水を入れて冷蔵庫へ 
 C炭の量は水1リットルに対して100グラム 
 D10日に1回炭を洗う 
 E木炭が水道水の塩素を吸収してくれる。このような使い方で炭は3ヵ月
  は使用できるという。なお、炭によるろ過は1日かけて行なう。

 詳しく知りたい人は日本自然療法学会(03・3816・2457)に問い合わせ下さい。

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 日本の銀行の不良債権処理がどのような形で進むのだろう。パニック的な大混乱が起こる危険はないのだろうか。8月2日に不良債権が52兆円もあることを記述した。このうち、地方銀行の不良債権は14兆8000億円(与信額の8%)であった。これは、今まで表のとおり、不良債権約11兆円(97年からの累計)を処理してなお残っている14兆8000億円なのである。

 更に時代のうねりで、新規の不良債権が発生する可能性が多い。よって、いつまで経ってもこの不良債権の処理が終わらない雲行きだ。資金はだぶっているが運用先が無い。政府の発行する短期証券の応札が多く、この利回りは「年0.001%」に低迷している。

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 8月7日の毎日に利上げ競争と言う記事が掲載されていた。「大手銀行の多くは、今春利ざやの改善を目指して、信用リスクに応じて1〜4パーセント前後の標準金利を設定した」(同)この信用リスク分類は「10段階」(同)になっている。
簡単に説明すれば、ランク1の所の金利は1%(以下0・3%づつ加算されて最低ランクの先へは4%の金利にしようとするものだ。

 私の知人S氏(元商社マン)は激しく銀行を非難する。確かにバブルを作ったのは銀行であった。この日の記事でも千葉の建設業者が銀行の勧めで投資、バブルが崩壊して借金だけが残ったという報道であった。

 日本の都市銀行は、過当競争で利ざやが表(日経)のとおり少ない。7月8日に記述したように預金と貸付の利ざやは、1%台後半、総資産に対する利ざやとなると表のとおり米銀の3分の1以下である。資産30兆円の都銀で、粗利益が0.6%1800億円しかない。これでは、当年度の収入で不良債権処理が出来ないのだ。

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 日本の資産30兆円の都市銀行は、粗利益(ここから貸し倒れ損失を引く)で1800億円しか計上できない。反面、トヨタ1社で1兆円の利益を計上している。産業界全体、あるいは税収全体で言うと、日本の銀行の総合力は信じがたいほど小さなものになっている。

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 8月16日新卒の無業者が28万人に達していることを書いた。この若者の就業状況は、日本の将来の大きな問題であると共に、社会不安にもつながる危険があると思う。新聞に断片的に報道される内容を整理すると次のとおりだ。

  1、無業者  年間約28万人も生まれる。累計で何人になるのか?
  1、15歳〜34歳のフリーター  193万人 
  1、15歳〜34歳までの失業者  170万人


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08月31日(土)
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