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『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■日本決勝トーナメント進出
ワールドカップで14日、1次リーグの最終戦で森島と中田のゴールと堅い守りでチュニジアに快勝した。テレビ、新聞で数多く「歴史的な」という言葉が使われた。それも当然のことだろう。1952年から予選に敗退し、初めて参加した98年のフランス大会では3敗していたのだ。それが今回の大会で2勝1引き分け(対ベルギー2対2で引き分け・対ロシア1対0で1勝・対チュニジア2対0で2勝)で堂々の決勝進出を決めた。この頼もしい若者たちは、どこまで駆け上がっていくのだろう。あとしばらくは熱い日々が続くことになる。
韓国は悲願の1勝を挙げた後、2勝1引き分けとD組トップで決勝トーナメントへの進出を決めた。「イギョッタ」(勝った)と日本より強烈な歓喜の渦が巻き起こっている。「ソウル中心部の光化門にも数十万人の歓衆が集まり、韓国の勝利にあちこちから花火が打ちあがり、祝福の紙吹雪も乱れ飛んだ」(日経から)というから、まさにサッカー16強に韓国の国民の心が1つになった。
韓国では「日本と決戦を」との声もある。形の上では、両国がW杯決勝トーナメントに3勝すれば6月30日の決勝に顔を合わせることになる。これはどう考えても夢のまた夢ではないだろうか。このW杯の優勝国はどこになるのか。ブックメーカの優勝チームの掛け率は、ブラジルが1位だ。ブラジルが優勝すると思っている人が 1番多いのだ。はたしてどうなるのか。熱い戦いは今月30日まで続く。
日本中が喜びに弾けたのは、48分後に決めた小さな巨人森島のゴールだ。そして、決勝進出を不動のものとしたのが図のとおり75分にチームの大黒柱中田がヘッドで決めたゴールだった。この2点はまさに歴史的なものであり、この瞬間の図(日経から)を引用した。
リーダートルシエ氏は、日本社会に大きくクローズアップされることになった。トルシエジャパンの4年は、「準備を重ね、経験を積み、そして体力、技術、組織力を磨いてきた成果である。」(毎日社説)との引用によるまでもなく、日本のサッカーが世界的レベルに達したのだ。
日本の社会全体がこれほどの興奮と歓声に包まれたことは、戦後日本の歴史の中ではなかった。「フランス人のフィリップ・トルシエ監督が国民栄誉賞の選考の対象になる可能性が濃厚になった」(毎日から)これほど社会に明るい希望を与えたのだから当然のことだろう。このことより、大舞台に立った一流の選手達、中田、森島、小野、楢崎・・・1人1人が日本の若者に希望と夢を与えたことは、計り知れない業績だ。
06月15日(土)
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