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『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■銀行の株安企業に痛手
4月1日にも記述したが、銀行株急落が主因で企業の株式評価損が膨らんでいる。新日鉄を例に少々引用しよう。新日鉄は「前記の株式評価損は570億円、みずほホールディングス、UFJホールディングスの2銘柄で520億円を占める」というから、主因どころか、90%の評価損が銀行株の下落によって、連絡最終赤字に追い込まれている。
4月10日の日経は、表以外にプリンターのミノルタが、株式評価損の計上などで赤字に転落するなどの報道があった。市場価格に金融商品を正確に財務諸表に反映させていく「会計ビックバン」は含み損を帳簿上隠せなくなる。私の知識不足であったが、帳簿価格より@〜Bの評価損が出た場合、それぞれ基準に従って、貸借対
照表と損益計算書に表示しなければならない。
金融機関を含めた評価損は発表分だけで「1兆円を超える」というから大変なものだ。1番の問題は、この株式評価損に懲りた企業が保有株の売却を進めることだろう。「前期まで過去11年間、事業会社は株式を売り残している」銀行と事業会社が、足並みそろえて株式の売却に動いて、一体誰が買うというのだろう。日経平均株価は、1万円少々で低迷を続けるしかないようだ。
04月14日(日)
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