ID:22831
『日々の映像』
by 石田ふたみ
[258694hit]

■余     録  
 3月6日に記述した失業率について、多少加筆しておきたい。この日々の映像で何回もこの統計の疑問を記述した。その第1は、失業者の掌握の方法である。総務庁の統計は、全国の4600万世帯の中から、わずか5万世帯(0.1%)を訪問調査して、統計の手法によってはじき出した失業者なのである。政府はありのままのデーターを国民に示す義務があると思う。この総務庁の労働力調査を否定するものではないが、労働省がハローワークを通じて掌握している失業者はいかほどの人数になるのだろう。
 3月6日の採用予定企業の割合についても補足したい。このデーターは厚生労働省が一月に発表した労働経済動向調査によるものである。「従業員30人以上の3297社のうち、新卒者の採用を予定する企業の割合はすべての学歴で低下した」(3月2日 日経から)という内容である。若い人の働く環境が益々厳しさを増している。
      ◇      ◇      ◇      ◇
不景気の世の中だ。宝くじでも当たらないかと思っている人も多いと思う。前は宝さがしのようなテレビ番組があった。最近はニュースと特定の番組しか見ないので良く分からない。富山県の工事現場から小判がザクザク出てきた。小判が出て来た土地は、「2年前に国土交通省が取得。竹やぶを切り開いて施設を建設中で、約40年前は民家があった。」(3月8日 日経から)という。小判は江戸時代末期のもので、小判12枚と2分金、2朱金、1分銀など1182枚であった。私の記憶の範囲で記述すれば、小判1枚は現代の貨幣価値で8万円だ。よって、この小判、2分金などは約100万円に相当する。40年、この家を離れた家族にこの小判が渡るのだろうか。国土交通省はこの小判を保管、所有者が見つかったら、そのまま渡す方針とのこと。
      ◇      ◇      ◇     ◇
 中国の経済発展が凄い勢いで進んでいる。その1つの例が携帯電話だ。「携帯電話の利用者は、サービスが始まった96年には700万人だった。その後、毎年ほぼ倍増のペースで伸び続け、今年2月で1億5000万人を超えた」(3月12日 毎日から)まさに爆発的な普及である。この台数はアメリカを抜き世界一だ。もはや昔のイメージで中国を語ることは出来ない。
      ◇      ◇      ◇     ◇
 3月3日に書いたフランスのn分n乗方式の課税システムは面白いと思った。年収600万円の人でも、扶養家族が4人(妻と子供3人)もいる人は、税金がゼロになるようなシステムになれば、かなり、その影響力は大きいと思う。日本の少子化を止める手段は、少々のことではダメだと思う。年収600万円で扶養家族が1人(妻のみ)の場合は、100万円余りの税金とし、4人の場合はゼロにする。このくらいの税制面での支援体制があっても良いと思う。少子化を止めるために3人以上の子供を育てる家庭からは税金を取らないという考え方である。蛇足になるが、年収が600万円もあっても、扶養家族4人と本人の5人で割ると1人当たりの所得は、120万円になる。1人当たりの課税最低限が120万円であれば税金はなしと言う税制だ。
      ◇      ◇      ◇      ◇
 3月26日イスラエルとパレスチナの殺し合いについて記述した。ところが、その翌日にもエルサレムで自爆テロが起こった。70人の死傷者(内死者は3人)が出た。このため、停戦に関する協議がまた中止された。今回の自爆テロに対して、イスラエルは報復攻撃をしないという。イスラエルとパレスチナの有識者の会合で聴衆から「双方に真のリーダーがいない限りどうにもならない。」との声が相次いだという。イスラエルとパレスチナに新たな指導者が登場するまで血は流れ続けるのだろう。
      ◇      ◇      ◇      ◇

[5]続きを読む

03月31日(日)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る