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『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■余 録
元日からEC15カ国の内12カ国で単一通貨ユーロが流通することになった。この12カ国は、独・仏・伊・スペイン・ベルギー・ルクセンブルグ・オランダ・オーストリア・ポルトガル・フィンランド・アイルランド・ギリシャである。
「市場に出回るユーロ現金は、紙幣が7種類、硬貨が8種。総額6487億ユーロ(約75兆2000億円)に達し、史上最大の通貨転換となる。」(1月9日 日経から)2月末には、マルク・フランなどの貨幣が総てユーロに100%変わるというから、数百年に1回あるかどうかの歴史的な出来事である。ユーロ未加盟の英国やスウェーデンの小売業界がユーロの現金受け入れを表明しているので、このユーロという新紙幣は、12カ国以外の国にも流通する。
日本の観光客は、今までEC内を移動する都度両替する必要があったが、これが全く必要なくなる。また、この13カ国の価格がユーロ一本になるので、日本からの輸出面での簡素化は大変なものだろう。なにしろ、このユーロ圏の人々は「約3億人、域内総生産(GDP)でも米国に匹敵する規模のユーロ経済圏が名実ともに誕生する」(引用同)よって、世界の通貨の主役は、ドルとユーロになる。
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1月7日、円資金のドルへの流出のテーマを記述した。日銀がゼロ金利として、大衆に膨大な負担を求めたわけであるが、この金利政策で景気は上昇しないことがはっきりした。最後は、円預金を持っている個人がどう動くかによって、日銀のゼロ金利政策を変えざるを得ない時期が来るように思う。
1月7日に「7〜9月の個人の対外証券投資額が1兆1600億円」に達したことを記述した。この個人の円預金がどれだけ、ドルまたはユーロに変わっていくかである。日本の預金者はゼロ金利でも黙って円預金を持ち続けるのだろうか。
大衆が円預金を持ち続けるのであれば、今後も永続的にゼロ金利が続くと思う。反面、10兆円単位の円預金が、ドル又はユーロ預金の流出するようになった時、政府・日銀のゼロ金利政策がどうにか変更されていくのだろう。
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1月5日、米企業の時価総額の上位10社を記述した。このトップは、時価総額が3982億ドル(51兆円)のGEである。信じられないような株式の時価総額だ。1月18日の日経で、このGEの売上と利益が報道されていた。これによると2001年通期決算は、売上1259億ドル(16兆円)最終利益は、前年比7%増の136億ドル(1兆7700億円)だ。GEは、アメリカ企業の強さの象徴だ。
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1月17日に脳梗塞小さいうちに見つけ出せ!と題して記述した。新聞は健康に関するさまざまなテーマを掲載する。毎日新聞は1月7日から「スタイルも体調も」と題して新・筋肉講座が掲載されていた。
この連載を読んで1997年11月3日に「心の動きと生命の暗号」と題して記述したことをまざまざと思い出した。この記述は、日本の遺伝子工学の第一人者と言われる村上和雄筑波大教授の著書「生命の暗号」の解説を参考に記述した。
詳しくは省略するが1つだけポイントを引用すると「人間の体は約60兆個の細胞から出来ており、1日のうち約1兆個の細胞が死に、同じく1兆個の細胞が生まれる」というものだった。
新・筋肉学講座(健康体力研究所顧問野沢秀雄氏)で細胞の入れ替えを次のように説明していた。「細胞が入れ替わるスピードは、身体の部位によって違います。血液成分や肝臓細胞は約10日で半分が新しくなります。心臓や肺は20日、胃腸は30日、脂肪は50日、骨は200日と言われており・・・」(1月17日 毎日)血液成分や肝臓細胞がわずか10日で半分が新しくなるとは知らなかった。
この記述を読んで、1日のうち1兆個の細胞が死に、同じく1兆個の細胞が生まれるとの説明がどうにか頭の中に収まった。
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1月18日アメリカの対テロ戦争と題して、国防予算(3800億ドル・約51兆円)のことを記述した。1月21〜22日にかけて、アフガニスタン復興支援国際会議のことが大きく取り上げられていた。
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01月31日(木)
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