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『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■これからも一波乱も二波乱も起こるのではないか。
大相撲の世界は、囲碁・将棋や落語などと同様に「内弟子」制をとってきた。かつては中学校や小学校を出たばかりの少年が部屋に住み込み、親方や兄弟子から相撲の技術ばかりでなく、人間としての生き方まで学んできた。
そのことで「相撲道」とも言われ、「国技」を自任する日本の伝統文化を育ててきたのである。
だが近年は、高校や大学出、それに外国人の入門者が圧倒的に多くなり、そうした力士教育になじまなくなった。そのうえ、力士を育てるよりも、一門の権益を守る「派閥活動」に専心するような親方が増えるようでは、「第2の朝青龍」が現れる恐れもある。
朝青龍の引退で、興行的に落ち込むことを心配する声もある。しかしここは角界全体が「相撲道」の原点に返り、心技体に優れた魅力ある力士を育てることで乗り切るしかない。
そのために相撲協会も、協会として力士の教育システムを充実させ、外部の声をもっと取り入れるなどの改革も進めるべきだ。
02月06日(土)
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