ID:22831
『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■谷垣自民党の険しい道のり
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【主張】谷垣新総裁 生まれ変わる姿を見せよ
2009年9月29日 産経
自民党総裁選は谷垣禎一元財務相(64)が河野太郎(46)、西村康稔(46)両氏に勝利した。
ベテラン組の代表ともいえる谷垣氏の圧勝は、直ちに新しい自民党をイメージさせるものではない。どちらかといえば、党再生のスタートが本当に切れるのかという疑問すら残る。
それだけに、生まれ変わる姿をこれから国民に具体的に見せていかなければならない。就任会見で述べた「政策を磨き、与党と向き合っていく」という姿勢を貫いてもらいたい。
鳩山内閣は高い支持率を得ているものの、政策的には多くの問題点を抱えている。それを厳しくただすのが野党第一党の自民党の責任だ。先頭に立つ谷垣氏の責務も、鋭い論戦を展開する「攻めの態勢」の構築である。それが政権を取り戻す準備にもつながる。
自民党が直視すべきは、さきの衆院選での惨敗の要因である。国民のための政党というより、「政官業」の既得権益の擁護に回ったと受け止められ、信頼を失ったことに尽きよう。
谷垣氏は「国民のための政治という原点に立ち返る」と語ったが、信を取り戻す道は厳しく険しい。しかし、目に見える党改革を積み重ね、思い切った世代交代を図るしか生き残る道はない。
民主党が掲げる「対等な日米関係」は、普天間飛行場移設問題など在日米軍再編をめぐって動き出し、日米同盟を損ないかねない状況にある。子ども手当や高速道路無料化などの政策も、内容や効果が十分説明されていない。
国民は、政権交代後に鳩山内閣が次々と打ち出す新政策に注目している。同時に、それらの疑問を解消できずにいる。強力な野党自民党として、国民の疑問を積極的に解くことを期待したい。
谷垣氏が総裁選で示した「保守層の期待に応える政治」という方向性は正しい。憲法改正や集団的自衛権行使のための憲法解釈変更などの具体論に踏み込む必要がある。そのうえで、民主党が明確にしていない国家ビジョンや経済成長戦略について、大いに論戦を挑むべきだ。
河野氏は長老などの排除を訴えて反発も受けたが、100票を超す地方票を得た意味は小さくない。こうした声も踏まえ、谷垣新総裁は最初の仕事として、政策論争で徹底的に勝負できる布陣作りに取り組んでほしい。
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09月29日(火)
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