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『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■日本人の平均寿命、世界一になったことによる問題点 
 ストック(不動産)をフローに変える工夫の1つが持ち家の処分です。30、40代に買った家は主に子育てが目的の家だったはず。でも、60歳を過ぎれば、部屋数は少なくて済むし、メインテナンスの手間が軽い家の方が使い勝手に優れています。今の持ち家を売って、もっと小さい家に住み替えるプランは頭に入れておいてもいいでしょう。自宅を貸し出す手もあります。
 買い換えや売却を視野に入れていないシニア世帯は、しばしばリフォームを繰り返す傾向があります。しかし、リフォームを繰り返してキャッシュを減らしてしまうのは、手元資金の確保という面から考えると、必ずしも得策とは言いにくいところがあります。大がかりなバリアフリー工事にはかなりの資金を要する場合があり、家計フローの圧迫は無視できません。
 長く生きれば、やがて介護が必要な状況になる可能性があります。しっかりしたサービスを受けようと望むのであれば、医療と介護ケアを組み合わせた複合施設に入居するという選択肢があり得ます。自宅に来てもらって介護を受けるよりも、設備・環境面で安心が高いと言えるでしょう。ただ、入居金が2000万〜4000万円かかることが珍しくないので、夫婦で入居しようと思えば、自宅を売却した上に、キャッシュを上乗せする必要が出てきそうです。
 住宅をフロー資産、利用対象と考えるなら、持ち家という「常識」から離れて、賃貸に住み続けるという住み方も視野に入ってくるでしょう。繰り返して言いますが、老後に大事なのはキャッシュです。持ち家を手放しても、まとまったキャッシュが手に入るのであれば、賃貸に住み替える手はアリでしょう。
ーーーーーーーーーーーーー 省   略 ーーーーーーーーーーーー

http://waga.nikkei.co.jp/comfort/life.aspx?i=MMWAg3000026052009&page=1

07月19日(日)
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