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『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■ 日本国破産−今そこにある危機
話は変わって、私はマハトマ・ガンジーを尊敬しています。深い信仰と人間愛、知恵、強靭な意思と誠実な人格をもった彼の生涯は、国内外の人々に実に大きな影響を与え、非暴力・不服従によりインドの統一と当時の大帝国イギリス支配からの独立を成し遂げました。世界平和のために生命を削り続けたガンジーのお墓には次のような碑文が刻まれています。
『7つの社会的罪』
理念なき政治
労働なき富
良心なき快楽
人格なき学識
道徳なき商業
人間性なき科学
献身なき信仰
ガンジーの視点からみれば、今の社会はなんと罪深き世の中でしょう。私の現代社会への批判的な見方は、このようなガンジーの視点に拠っています。このままいくと更に人間は罪深き存在となり、いずれ地球から厳罰をくだされるときがやって来るでしょう。人間の身体に自然治癒力や免疫機能があるように、自然界は自らバランスをとろうとする調整機能を持っています。自らの健康を脅かす"害あるもの"は排除されていくのです。これ以上「社会的罪」を犯さないことが、今後も人間が地球上で生き続けていくことができるかどうかの鍵になると思います。環境を破壊しているのも人間ならば、人間を追い詰め、苦しめているのも人間。人間が原因をつくっているのだから人間にしか解決できないし、解決の道はきっとあると信じます。
*1:『エンデの遺言−根源からお金を問う−』(制作:NHK・NHKエンタープライズ21・グループ現代)は、1999年5月4日にNHKのBS1で放送。児童作家ミヒャエル・エンデが、死の前年(1994年)NHKとのインタビューで残した2時間のテープをもとに「暴走するお金」の正体を探りに旅立つ。「老化するお金」「時とともに減価するお金」など、現代のお金の常識を破る思想の数々を紹介する。欧米に広がる地域通貨の実践−米国のイサカアワー、ヨーロッパの交換リング、スイスのヴィア銀行などもレポート。番組上では取り上げられなかったことも含めて2000年2月にNHK出版から単行本も出版された。
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2005-08-03 日本は既に財政破綻している!?
経済とは何でしょう?その語源は「経世済民」という漢文であり「世の中を治め、人民の苦しみを救うこと」です。さて、現在、経済は「世の中を治め、人民の苦しみを救うこと」ができているのでしょうか?私には逆に「世の中を混乱させ、人民を苦しめる」ものになっているような気がしてなりません。その根拠をこれから示していきたいと思います。
まず私たち日本人が間近に直面する大きな危機は、財政破綻でしょう。ただ、バブル崩壊後の陰鬱とした雰囲気はあるものの、相変わらず都市ではファッションショーさながらオシャレに着飾った人たちで溢れ、ビルや道路の工事もひっきりなしに行われ、繁華街ではネオンがきらめいています。平成大不況といわれる中でも、飢える人も非常にごくわずかで、公園や河沿いで増え続けるブルーシートのテント(ホームレスの人の住み家)以外は貧しさが目に付く機会は、それほどありません。
2004年12月にスマトラ沖で発生した地震が巨大津波を起こし、日常生活をおこなっていた人々をアッという間に飲み込みました。財政破綻という大地震は既に予震が始まっていて、いつ本震が起きるかわからない状況です。本震が起きれば、巨大津波が押し寄せ、その影響は22万人の死者を出したインド洋津波の比ではない莫大な被害が想定されます。政治と市民生活が隔絶されている今の日本の状況では、この問題の大変さが認識されにくいようです。
財政の話は難しいし、理解困難な面がたくさんあります。ただ、財政を理解することは、国民が主権者としてこの国を健全に動かしていくのに不可欠な話ですし、決して他人事ではありません。
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01月06日(土)
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