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『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■身代わり投票の代償
自民党参院議員の若林正俊元農相が身代わり投票問題で2日、議員辞職したことを受け、同党県連では公募を経て長男で元秘書の若林健太氏(46)を擁立した参院選県区(改選定数2)への影響を警戒する声が広がった。ただ、問題表面化から丸1日たたないうちの「早期決着」で、影響は最小限にとどまったとの見方も。一方、他党からは「政治不信を招く」などと批判が出された。
「参院選への影響がないと言えばうそになる」。この日、長野市内で記者会見した自民党県連の石田治一郎幹事長は危機感をにじませた。
民主党が現職の北沢俊美防衛相(72)に続き、新人で県議の高島陽子氏(41)擁立を決めたばかり。自民党県連内では「相当厳しい」との受け止めが目立ち、この日の健太氏の選対役員会議でも「引き締めて、新たな気持ちで進もう」と確認しあったという。
ただ、辞職が早かったことについて石田氏は「素早い対応で立派にけじめをつけた」としており、党への深いダメージは回避できたとの受け止めも。健太氏自身は取材に「軽率な行動で残念」としつつ、「父とは別人格」として、早朝から市内でつじ立ちするなど淡々と活動を続けた。
これに対し、民主党県連の羽田雄一郎代表代行は「軽率では済まされない問題。参院選に少なからず影響する」。ただ、県連内には「選挙までは時間があり、これで有利不利という話ではない」(幹部)との見方もある。
県区に新人の中野早苗氏(61)を擁立している共産党県委員会。今井誠委員長は「(有権者の)気持ちをふみにじる行為」と批判。「政治不信の増大につながる。自民党に一定の影響はあるだろう」と見通した。
公明党県本部の太田昌孝代表は「あってはならないこと。ただ、すぐに決着をつけたことは評価できる」と話した。一方、社民党県連の竹内久幸代表は、正俊氏から健太氏への「世襲」にも注目が集まる−として「自民党にプラスにはならない」とした。
04月06日(火)
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