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『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■ 中国の人権状況に懸念 米国務省が年次報告書で
米国ニューヨークに本部を置く人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチが北京五輪の開催まで半年を期に発表した声明によると、過去1年に逮捕されるか有罪判決を言い渡された著名な活動家は呂氏で6人目。中国の公安当局が国家政権転覆扇動容疑を名目にした逮捕件数は06年から07年にかけて20%増加したという。そのうえで、同容疑・罪の拡大解釈と乱用が「活動家を黙らせる武器になっている」と批判した。国際人権団体アムネスティ・インターナショナルやパリに本部を置く「国境なき記者団」なども、中国の人権状況の悪化に懸念を示している。
目立つのは、北京五輪開催で国際社会の注目が集まることを人権状況の改善につなげようとする取り組みへの弾圧だ。黒竜江省で「五輪より人権を」と署名集めをした楊春林氏も国家政権転覆扇動容疑で逮捕された。
一般市民への締めつけも強まっているとの見方が一般的だ。
中国が巨大な市場として脚光を浴びるようになるに従って、主要先進国が人権分野で中国側に厳しい注文をつける場面は少なくなっている。ヒューマン・ライツ・ウオッチのリチャードソン・アジア部長は声明で「国際社会が北京五輪に絡んだ弾圧に沈黙すれば、その弾圧に青信号を出したのと等しい」と警鐘を鳴らしている。
◇
■この1年に「国家政権転覆扇動」で逮捕、有罪判決を受けた著名な活動家
・呂耿松氏 2月に懲役4年の判決。浙江省在住のインターネット作家。逮捕後、国際ペンクラブなどが早期解放を求めていた。
・胡佳氏 昨年12月に拘束され、1月に逮捕通知が家族に届いた。北京市在住で妻子も軟禁されている。エイズウイルス感染者の人権擁護に取り組み、北京五輪を期に今年を「中国人権年」とするよう訴えた。
・陳樹慶氏 昨年8月に懲役4年の判決。作家で民主化を求める非公認政党・中国民主党の準備委員会メンバー。
・楊春林氏 昨年8月に逮捕。黒竜江省の元工場労働者で「五輪より人権を」と訴え、署名活動にあたっていた。
・厳正学氏 昨年4月、懲役3年の判決。芸術家。インターネットで文章も発表。懲役刑の被告などに科される「労働改造制度」に反対する署名活動などに取り組んだ。
・張建紅氏 昨年3月、懲役6年の判決。ウェブサイトを運営し、「中国政府を中傷した」などと批判された。
(ヒューマン・ライツ・ウオッチや中国の国営新華社通信などによる)
外貨準備高
(アメリカドル換算、単位 100万ドル) 時点
— 世界全体 合計 $ 7,208,609 --
1 中国
(香港とマカオ経済特区は含まない) $ 1,589,900 January 2008
2 日本
$ 1,007,981 February 2008
— ヨーロッパ
(EU member states which have adopted the euro, incl. ECB)
$ 556,965 January 2008
3 ロシア
$ 490,700 February 2008
4 インド
$ 301,235 February 2008
5 台湾
$ 277,840 February 2008
6 大韓民国
$ 262,400 February 2008
7 ブラジル
$ 193,851 March 2008
8 シンガポール
$ 171,735 February 2008
9 香港
$ 160,300 February 2008
10 ドイツ
$ 147,255 January 2008
11 フランス
$ 128,513 January 2008
12 マレーシア
$ 116,300 February 2008
13 アルジェリア
$ 110,000 December 2007
14 イタリア
$ 103,459 January 2008
15 タイ
$ 100,500 February 2008
16 イギリス
$ 99,128 January 2008
17 メキシコ
$ 90,380 February 2008
18 イラン
$ 76,100 November 2007
19 スイス
$ 75,559 January 2008
20 トルコ
$ 74,900 February 2008
21 アメリカ合衆国
$ 71,613 January 2008
22 リビア
03月13日(木)
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