ID:22831
『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■ ギョーザ事件の犯人逮捕近い
 ジクロルボスは、中国では殺虫剤「敵敵畏(ティーティーウェイ)」として家庭にも普及。日本でも市販されている。しかしジクロルボス混入の袋からはベンゼンが検出された。ベンゼンは発がん性が指摘され、日本では約10年前から殺虫剤の溶剤には使われていない。こうした状況から、毒物は中国製との見方が強まっている。
■混入場所は?
 兵庫県警は7日、「密封状態の袋の内側からメタミドホスを検出」と発表した。穴も傷もない開封前の内側から検出されたことで、製造・梱包時に汚染されたことが確実になった。しかし、中国側は「工場でメタミドホスは使っていないし、厳重に衛生管理している」と主張する。工場を見学した輸入業者らも「完ぺきに管理されていた」と口をそろえる。大勢が働き、監視員もいる中で混入させるスキがあったのか。
■人為的なのか?
 旅行代理店で中国旅行を担当する北京出身の男性によると、天洋食品のような輸出用食品工場の従業員の月給は、700〜1500元(約1万1000〜2万3000円)。貧しい農村地帯からの出稼ぎが多く、寮では共同生活。労働時間は長く、遅刻などのミスには罰金がある。天洋食品は昨年12月、40歳以上の従業員を解雇したとの話もある。この男性は「もし従業員が毒物を入れたとすれば、反日などの政治的意図ではなく、工場で気に入らないことがあり、腹いせにやったのではないか」と推測する。【和泉かよ子】
毎日新聞 2008年2月11日 2時30分

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中国公安当局、製造日に出勤した従業員を捜査
2月7日12時17分配信 読売新聞
 【北京=佐伯聡士】中国製冷凍ギョーザによる中毒事件で、中国河北省の公安当局が製造元の「天洋食品」(河北省石家荘市)から人事管理簿などの資料を押収し、問題のあったギョーザの製造日に出勤していた従業員を中心に捜査していることが分かった。

 「天洋食品」を視察し北京に戻った日本政府調査団が6日夜の記者会見で明らかにした。

 中国側は衛生管理上の問題ではなく、故意に毒物を混入した犯行との見方を強めている。問題のギョーザの出荷日に輸送を担当した運転手に対しても聞き取り調査を行っており、結果については、外交ルートを通じて提供する用意があることを約束したという。

 調査団は7日午後帰国するが、団長の原島耐治・内閣府消費者企画課長は「今回持ち帰るデータを分析した上で、必要があれば、再度訪中する」としている。

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殺虫剤など検出のギョーザ、製造日はすべて土日祝日
2月7日19時55分配信 読売新聞

 【北京=牧野田亨】中国製冷凍ギョーザによる中毒事件で、兵庫、千葉で中毒症状を引き起こしたギョーザを積んだコンテナは、河北省石家荘市の製造元「天洋食品」を出発した後、1度も開封されないまま天津市の港で船積みされ、日本に出荷されていたことが分かった。関係筋が7日、明らかにした。

 これで、有機リン系殺虫剤「メタミドホス」の混入時期は工場から出荷前か、日本国内でのコンテナ開封後に限定されたことになる。

 中国側はいずれかの時期に故意に殺虫剤が混入されたとの見方を強めており、日本とも情報交換を進めながら原因解明を急ぐ方針。
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中国製ギョーザ:加工食品原産地表示、都知事が厳格化検討
毎日新聞 2008年2月8日 
 
中国製冷凍ギョーザによる中毒事件を受け、東京都の石原慎太郎知事は8日の定例記者会見で、食品の原産地表示の厳格化に向け、都消費生活条例などの改正も検討する考えを明らかにした。日本農林規格(JAS)法の規定は不十分との考えに基づく。
 石原知事は「東京は日本最大の消費地だから責任もある。国に先んじて原産地の表示をすべてに及ぶような形で指導か規定を積極的に考えていきたい」と述べた。喫緊の課題とし、早ければ今月開会の定例都議会にも関連議案を提出する考えだ。

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02月11日(月)
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