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『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■ ミクシイが選んだ10大ニュース
数々の不祥事に「かばう」姿勢を見せてきた安倍首相。指導力不足、政治家寄りといった批判を受け止めつつも続投方針を崩さず、第168回国会の所信表明演説でも「内閣総理大臣の職責を果たす」と力説していた。しかし、わずか2日後の9月12日に突然辞意を表明。民主党の小沢一郎代表に党首会談を断られたことを原因に挙げたが、小沢代表はこれを否定している。度重なる心労は健康にも被害を及ぼし、翌日13日には入院。所信表明の際にはすでに辞任を決意していたとの見方もあり、「安倍改造内閣」は後味の悪さを残し、約1か月で幕を閉じた。
Copyright(C) 2007 時事通信社
後任選びは、現首相である福田康夫議員と、麻生外相(当時)の一騎打ち。物静かな福田議員と、巧みな話術で若者を中心に支持を集める麻生外相というキャラクターのギャップから、大いに注目を集める総裁選となった。
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当選した福田首相は、まず小沢代表と自民党・民主党の「大連立」について話し合う。小沢代表が前向きな姿勢を表明したことで党内外に困惑が広がり、反発も相次いだ。小沢代表は「役員から不信任を受けたに等しい」と、鳩山由紀夫幹事長に党代表辞職願を提出するが、続投要請を受け3日後に撤回。会見では「プッツンした」と辞意の理由を述べ謝罪したが、大連立構想について「いまでも正しいと思っている」と発言するなど、騒動はまだ収まりそうにない。
2、白い恋人に赤福、食品の偽装・不正表示が続々
2007年1月10日、ペコちゃんでお馴染みの「不二家」埼玉県新座市の工場が、シュークリーム製造の際に消費期限切れの牛乳を使用していたことが発覚した。「雪印」の二の舞になることを恐れ、隠蔽を指示する内部文書を配布していたことも露見し、事態は泥沼化。結局、社長は引責辞任、「不二家」は山崎製パン傘下で再建を図ることになった。
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こうして幕を開けた2007年の食品偽装は、芋づる式に続く。6月は「ミートホープ」による牛肉偽装事件。豚肉などを混ぜたひき肉を牛ミンチとして出荷しただけでなく、輸入鶏肉を国産と偽ったり、パンを牛肉に混ぜたり、雨水で冷凍肉を解凍したりと様々な不正が報じられた。8月には北海道を代表する菓子「白い恋人」(石屋製菓)の一部に、賞味期限を1か月延ばして販売したものがあることが判明。「ミートホープ」に続く北海道の食品メーカーによる不祥事は、「北海道ブランド」のイメージに大きな打撃を与えることになった。
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秋になると、再び大きな偽装が社会をにぎわす。伊勢のお福さんこと「赤福」による、売れ残り商品の製造日偽装だ。1日先の消費期限を付ける「先付け」、一度包装した商品を冷凍し、出荷する時点で製造年月日を付け直す「まき直し」と呼ばれる手法を約40年前から続けていたというから驚きだ。また、秋田の食肉会社「比内鶏」が、比内地鶏を使用せずに燻製などの加工品を出荷。うどんセットやラーメンセットにも比内地鶏の名前を使うという、安易な偽装体質が浮き彫りになった。
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高級料亭「吉兆」のグループ会社である「船場吉兆」は、牛肉産地や菓子、総菜の表示を偽装。最初は、取引先業者や従業員に責任を押し付けていたが、後に偽装が会社ぐるみだったことが判明する。湯木佐知子取締役が涙ながらに「父に、ホンマに申し訳ない。」と謝罪していた会見は記憶に新しい。
ほかにも、ローソンやマクドナルド、ロイヤルホストなど、全国にフランチャイズ展開する、私たちの生活に身近な店舗でも偽装は発覚。2007年12月には、二度と不正をしないと誓ったはずの不二家で、賞味期限切れ商品が販売されるという、信じがたい事件も起こっている。これでは消費者はいったい何を信じればいいのか。食品偽装の「連鎖」の根は深そうだ。(編集/執筆:mixiニューススタッフ)
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01月02日(水)
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