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『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■福田康夫氏のプロフィール
両院議員総会は午後2時から党本部で行われ、党所属国会議員(衆院304人、参院83人の計387人)各1票、47都道府県連代表各3票(計141票)の計528票(無効1票)で争われた。臼井日出男・総裁選管理委員長が開票結果を読み上げ「福田新総裁」誕生が決まった。
福田氏は麻生派を除く党内8派閥の支持を取り付け、国会議員票で優位に立った。地方票では、麻生氏が東京、大阪など都市圏や九州地方で健闘した。
福田氏は衆院当選6回(群馬4区選出)の71歳。故福田赳夫元首相の長男。00年10月、第2次森内閣の官房長官に就任し、続く小泉内閣でも官房長官を務め、歴代最長の1289日の在任記録を作った。06年の「ポスト小泉」の総裁選では、同派閥の安倍晋三首相が出馬したため、立候補を見送った。
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福田新総裁:「民主との協議希望」会見で
福田康夫・自民党新総裁は、23日午後6時から党本部で記者会見した。福田氏は新政権での国会運営について「参院の実権を握る民主党との話し合いは欠くことができない。今後民主党との協議を希望している」と述べ、海上自衛隊のインド洋での給油活動継続問題や、年金制度改革、消費税問題など重要課題で民主党との協議を重視する考えを強調した。
福田氏は「国会が対立して法案が(成立)できなければ、国民に迷惑をかける。その思いは民主党も同じだと思う」と指摘。消費税率の引き上げについて「上げずに国民生活に影響があるのが果たしていいのか」と検討姿勢を改めて表明。民主党が主張している基礎年金部分への「税方式」の導入についても「国民生活に密着する問題は、できるだけ多くの賛同を得て立案するのがいい」と述べ、含みを持たせた。
また、安倍内閣が年金記録漏れ問題で、宙に浮く5000万件の納付記録の照合を来年3月までに終える方針を示していることについては「いったん約束した以上、守る努力は当然すべきだ」と述べ、堅持する考えを示した。【尾中香尚里】
◇福田新総裁会見要旨
<総裁選の結果>
「派閥の数合わせ」ではなかったことが証明されたんじゃないか。(最近の)政治情勢を考えると派閥で一致団結にはならない。自民党は結構バランス感覚があり、いつもこういう選挙をすると思わざる結果が出る。参院選の大敗で自民党が国民の信頼を勝ち得ていないことが明確になった。着実に誠実に、期待に応えられることを積み上げていくしかない。
<組閣と党役員人事>
自民党が非常に困難な状況にあることを考えると、全員が政治参加し、協力しあう体制を作ることが大事だ。(派閥推薦による人事は)ここしばらくやっておらず、私の場合もそうだ。
<民主党への対応>
参院の実権を握っている民主党との話し合いは欠くことはできない。テロ特措法も、社会保障もそうだ。(政党間の)協議を希望している。国会が対立して法案が(成立)できなければ、国民に迷惑をかける。十分心を傾けなければならない。その思いは、民主党も同じだと思う。
<テロ対策特措法の延長問題>
新法(の提出)は国際社会に対し、日本が(給油活動を)継続する意思があると表明する意味合いがある。国際社会にメッセージを送り続けていないと誤解を招く。日本の姿勢として好ましくない。多くの国々が(海上自衛隊の給油活動を)利用し感謝されている。
<消費税など>
消費税を上げずに済めば一番いいが、上げずに国民生活に影響があるのが果たしていいのか。民主党とも議論するテーマだ。法人税収など一定のことを精査して判断すればいい。
<道路特定財源の一般財源化>
ガソリンの消費が環境問題につながってくるのならば、環境分野に(揮発油税を)使うことに一定の理屈は立つ。
<年金記録の照合>
どういう審査が行われているか承知していない。(政府公約の3月までの完了という)約束を守る努力は当然だ。
<基礎年金部分の全額税方式導入>
こうした(国家の)基本となる問題は民主党と協議する。国民生活に密着する問題は、できるだけ多くの賛同を得て政策を立案するのがいい。
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09月24日(月)
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