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『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■中越沖地震の記録 (34)
中越沖地震被災地の柏崎市と出雲崎町で13日、被災者の生活再建への第一歩となる仮設住宅への入居が始まった。県は両市町と刈羽村で計1182戸の仮設住宅を建設しており、今月末までにはすべて入居可能となる見通し。37カ所で計967戸の仮設住宅を建設する柏崎市では同日、第一陣となる6カ所262戸で、仮住まいへの引っ越しが始まった。
JR柏崎駅前の駅前ふれあい広場で午前9時半から鍵渡し式が行われ、待ちわびた市民が次々と鍵を受け取りに訪れた。式には泉田裕彦知事や会田洋市長、約30人の市民らが出席。泉田知事が「仮設住宅の入居は生活再建の第一歩。着実に復興を成し遂げたい。最後の1人に笑顔が戻るまで支援したい」とあいさつし、市民の代表2人に鍵を手渡した。
鍵を受け取ると、早速乗用車に満載した荷物を運び込む人の姿も見られた。仮設住宅の中を確かめていた同市西本町一、会社員入沢正美さん(48)は「やっと落ち着ける。自宅は倒壊し、家具も運び出せなかった。家具などをそろえるのも大変だが、周囲の支援ももらった。これからまた頑張ろう」と安どの表情。妻の真由美さん(45)も「やっと畳で眠れるのが感激」と話した。
出雲崎町でも同日、川西団地に建てる15戸のうち11戸で鍵の引き渡しが始まった。刈羽村では15日、源土運動広場の200戸で入居が始まる。
また刈羽村は同日、地震による被害額が160億円近くに上ったことを明らかにした。同村が10日までにまとめた被害額は、住宅で約133億8400万円、住宅以外の下水道など公共施設で約25億7400万円となった。
5、自衛隊の被災地炊き出し終了 新潟日報
中越沖地震で、陸上自衛隊による被災者への炊き出しが12日、終了した。地震発生翌日の7月17日から始まり、約1カ月間でおおよそ67万8000食を提供。市民からは「本当にありがたかった」と感謝の言葉が次々と上がった。
炊き出しは1日3食を基本に、最大41カ所の避難所で行われた。給食支援部隊が担当し、延べ約1万5000人の自衛隊員が従事。日ごとにメニューを変え、偏りがちな被災者の栄養面にも気を配った。
最後の献立は、むきエビとイカのほか、ジャガイモ、タマネギなど盛りだくさんのシーフードカレーと、野菜サラダ。被災者から人気の高かった一品だ。
柏崎小学校(同市学校町)ではこの日、660食を用意。配食前から列ができた。同市西本町1の中学1年生、大森康平君(13)は「特にエビがうまい」とカレーをほお張った。
同小で調理を担当した練馬第一後方支援連隊の岩佐昇一曹(43)は「暑い日が続いたので、衛生面に注意した。復興はこれから。今日で去るのは少し心残りがある」と、被災者を気遣っていた。
元気館(同市栄町)では、柏崎市民謡保存会が支援のお礼として、自衛隊員を前に伝統芸能の柏崎甚句などを披露。踊りの輪に、自衛隊員も加わると会場が笑いに包まれた。
同館で避難生活を送った同市新花町の五十嵐タケさん(65)は「炊き出しでいただいたみそ汁の味が忘れられない。本当にありがたかった」と感謝した。
同市は今後も、パンや弁当の配食を続ける。
2007年08月13日
6、中越沖地震の県内の被害 8月13日新潟日報夕刊から
死 者 11人
負傷者 1954人
避難者 780人
住宅全壊 1001棟
7、 柏崎市は復興ビジョン策定へ 新潟日報
中越沖地震の発生から4週間となる13日、柏崎市では仮設住宅への入居が一部で始まる。また、同市の会田洋市長は11日、復興ビジョンを策定する方針を示した。
被災地では11日現在、890人が体育館など52カ所で避難生活を続けている。県が同日までに建設を決めている仮設住宅は967戸。このうち柏崎市駅前公園など6カ所262戸で、229世帯536人の入居が13日に始まる予定。11日は県の担当者が各戸で完了検査を行い、ガスや水道、冷房の効き具合などをチェックした。
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08月14日(火)
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