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『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■民間給与、6年連 目減り
8月17日は白米と玄米の差を「発芽玄米は、白米・玄米に比べビタミン・ミネラル・アミノ酸・食物繊維が豊富に含まれており、人間にとって必要な栄養素がぎっしりつまった理想的な低カロリーダイエット食品なのです」と書いた。ダイエット面で言えば玄米の中に含まれている食物繊維が大きな役割を果たすのである。ダイエットと便秘解消に決定的な役割を果たすのが、糠に含まれる食物繊維なのです。白米を食べておかずとして、食物繊維やミネラルを補おうとすることはなかなか大変なのです。伝統的な日本食を食べないと、食物繊維がすぐに不足になってしまいます。食物繊維には水溶性(ワカメや昆布などに多く含まれている)不溶性(サツマイモやゴボウなどに多く含まれている)の食物繊維がある。白米や食パンなどにも食物繊維は多少含まれているが、その量はごく僅かなのです。玄米と白米の食物繊維を比べると以下の通りです。水溶性・不溶性ともに、白米の中には水溶性の食物繊維は含まれていない。
白米(145g) 玄米(145g)
水溶性食物繊維 0 0.29
不溶性食物繊維 0.43 1.79
糖尿病になると医師からミネラルを補うため発芽玄米を食べるようにとの指導となる。このミネラルは、水溶性・不溶性の食物繊維中に含まれているのである。すなわち、白米では捨てられている糠の部分に、ミネラルが含んでいるのです。玄米は水溶性・不溶性の両方がバランスよく含まれているのが最大の特徴なのです。
2、胃の中で水溶性の植物繊維のパワー
不溶性食物繊維は、唾液や胃液などの水分をたっぷり含み胃の中で膨張します。これにより少量で満腹感になり、食べ過ぎを抑えることが出来るのです。筆者は発芽玄米ごはんを食べ始めてから10ヵ月余りになるが、一番ダイエット効果があると思われるのは、白米のときより食べる量が確実に減るようになることです。水溶性食物繊維は、水分を吸うと溶けて、ドロドロとした粘り気のある 「ゲル」という液体に変化します。そして胃から腸へゆっくりと送りだされるため、消化・吸収のスピードが白米よりも格段に遅くなります。消化が早い白米の場合は、糖質が一気に取り込まれるため、全てをエネルギーとしてためこんでしまうのです。玄米は消化が遅く、少しずつ糖質が取り込まれるため、ほとんどがエネルギーとして消費され、脂肪がたまりにくい現象となっていくのです。 さらに、胃に長時間食べ物が残っているため、満腹感が持続するためダイエットに効果が出てくるのです。
3、 空腹感を感覚的に比較すれば
これ以上体重を増やせない人は、粉食(パン・そば・うどん)を出来るだけ控えたほうがよい。その理由はここで書くまでもなくも粉食は同じカロリーでも消化が早いのです。ここで、例を示すので関心のある人は、試してほしい。粉食の消化が早いかを理解することが、体重を増加させないためには大切なキーワードになります。
(1)比較の条件
・ざるうどん 200グラムとつゆとお茶
・白米ごはん 200グラムと漬物少々とお茶
・発芽玄米ごはん 200グラムと漬物少々とお茶
(2)どのぐらいで空腹感を感じるか
これは人により多少の違いがあると思いますが、私の体験では次のようなイメージです。
・ざるうどん 4時間
・白米ごはん 5時間
・発芽玄米ごはん 7時間白米ごはん、発芽玄米ごはんは上記の空腹感となります。ここで多くの説明は必要ないでしょう。ほぼ同じカロリーを食べて、一方は4時間で空腹を感じ、一方は7時間になるのです。発芽玄米ごはんの満腹感の持続で、必要以上のカロリーを取らなくなるのです。
参考資料(日々の映像・癒しの森から)
2004年07月23日(金) 発芽玄米のすばらしさ
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