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『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■BSE国内10頭目の感染確認 (神奈川)
この病気の原因となったのは、「プリオン」という異常たんぱく質。プリオンは正常なたんぱく質を異常型に変えてしまう。プリオンによって異常化したたんぱく質が脳に蓄積すると、そのダメージがスポンジ状となってあらわれるのだ。では、いったいなぜプリオンは牛の脳に発生したのだろうか?一説によると、その原因は、配合飼料に含まれた「肉骨粉」ではないかといわれている。牛は本来、牧草を食べる動物だが、成長までに長い時間がかかるため、高たんぱくな肉骨粉が牛の配合飼料として広く流通している。英国では羊の肉骨粉がよく使われていたが、この中に「スクレーピー」というBSEによく似た病気に冒された羊肉が混ざっていた、というのだ。しかし、BSE発生の原因は、このほかにも「突然変異説」なども唱えられており、はっきりしたことはわかっていない。

B人への影響
心配されているのが、クロイツフェルト・ヤコブ病(異型クロイツフェルト・ヤコプ病)の発症だ。クロイツフェルト・ヤコブ病とは、BSEと同様、異常なプリオンたんぱくが原因で起こる脳の疾患だ。以前から存在する病気で、平均発症年齢は60歳以上。発症率も100万人に1人ときわめて低かった。ところが、BSE騒ぎの渦中となった英国で、1994〜1995年にかけ、若者を中心とする10人の患者が出現。そのため、BSEに感染した牛を食べたためではないか、という疑いが広まったのだ。

02月23日(月)
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