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『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■余 録
各国の支援総額は1年目で18億ドル(アメリカの国防予算の1000分の5)となった。日本は2年半で5億ドル(650億円)アメリカは、1年1億9675万ドル(225億円)であった。アメリカの3800億ドルの国防予算から比べると、約2億ドルの支援は少ない。
アフガニスタン暫定政府は、この18億ドル(2340億円)が国家予算のようなものである。これだけのお金で、戦争と旱魃で疲弊し切ったこの国の再建ができるのだろうか。
◇ ◇ ◇
イスラエルのパレスチナ自治区への進攻の報道が続いている。イスラエルの立場は、テロに対する報復行動になる。2日前は、パレスチナの放送局が爆破された。1月22日現在ではパレスチナ自治区の都市全域が占領され、アラファト議長は事実上の軟禁状態となっている。
この状態でなお同議長は「イスラエルに対する国際社会、特に米の圧力が必要だ」(1月22日 毎日から)といっている。テロを容認して来た同議長の話はどこかおかしい。
余 録 2
1月2日、昨年の離婚件数の推定値が28万9000件になったことを記述した。この離婚に関すること、又は類似したテーマを97年日々の映像を書き始めてから、毎年のように取り上げて来た。今日(1月5日)は、休日でもあるし、1枚または2枚という紙幅の制限をしないで、このテーマを記述してみたい。
本題に入る前に離婚に至るベースとして、夫婦間のコミュニケーションがなぜ保てないのかを考えてみたい。下記は、1998年3月8日に記述した。
「なぜコミュニケーションが保てない」からの引用である。・・・今日は、日曜日ですがすがしい晴天であった。人と人との関係は、いつもこのような晴天という訳にはいかない。
昨日考えさせられる記事を読む。家庭内における夫の暴力である。「東京都の調査は、昨年夏に実施されたが、夫や恋人による殴るなどの身体的暴力があったという回答は15%。『立ち上がれなくなるまで暴力を何度も受けた』という深刻なケースも1%あった。
1%という数字は、都の成人女性の人口に当てはめると、2万3000人に当たり、深刻に受け止めていると検討にはいった」(1998年3月7日朝日から)というものだ。
立ち上がれなくなるまで暴力を受けた人が東京都だけでも、2万3000人であれば、統計的には全国で23万人余りと推定される。身体的暴力を受けたという人が、15%であれば、人数になおすと東京都だけでも約30万人である。全国の推定では約300万人の女性が体的暴力を受けていることになる。
暴力を振る夫が悪いのか、そのような状態を作り出す妻が悪いのか、そのベースは2人の間でコミュニケーションが保たれていないことに起因していると思う。なぜ、コミュニケーションが保たれないのだろう。
◇ ◇ ◇ ◇
昨日、上山市のホテル古窯のオーナーである佐藤幸子著の「からっぽの金庫から」を読み終えた。このホテルの社訓は次のとおりであった。
争いよりは友情を
非難よりは理解を
愚痴よりは建設を
社内のコミュニケーションを重要視する社訓であると受け止めた。
今年1月18日に飯田国彦氏の講演のことを記述した。同氏から「やる気を引き出すマネジメント」というリポートが送られてきた。
このリポートの一部を引用したい。「コミュニケーションにおける最大の障害は、性格や思想の違いでなく、人の持つ評価傾向にある」という。私なりに補足すると、妻が自分の身につけている常識で夫を評価し、夫も同じく自分の人生観や常識で妻を評価する。このようにお互いに評価する傾向をもつとコミュニケーションは破壊されていくのである。
暴力と言う結果には、必ず原因があると思う。なぜ争いが起こるか、なぜ非難しあわなければならないのか、飯田氏の指摘のとおり「自分の持つ常識で相手を評価する傾向(習性)」であると思う。実は、この常識が怪しいのである。・・・・(98年3月8日 日々の映像から)
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01月31日(木)
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