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『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■ 017、浅井隆氏 (著)『最後の2年
政府自体がますます信用を失って、さらに国債の価格が下がってしまうのだ。すると、国債を大量に買っているところが大変なことになってしまう。損で首が回らなくなるのだ。では一体、今国債を大量に保有しているところはどこか。
それこそ、日銀、銀行、生保そして郵貯だ。つまり、日本を代表する金融機関がすべて身動きがとれなくなるわけだ。
すると国民はどういう行動に出るだろうか。我先に金融機関からお金を下ろして、外貨に換えるかモノに換えようとするだろう。金融不安の発生である。バブル崩壊後のデフレによって大きく損傷を受けた銀行や生保は再び致命的な打撃をうけることになる。
さらに100兆円もの国債を保有する日銀そのものが危うくなり、それは即「国家的危機」を意味する。というのも、日銀は日本の通貨である円を発行する中央銀行だからである。100兆円の国債の損失で日銀の首が回らなくなれば、私たちの財産の根源である”円”そのものが急落する。私たちの財産の没落がこのときに始まるのだ。ハイパーインフレへの準備がついに始まると言ってよい。
そして大変恐ろしいことに、今回の”危機”はきわめて長期間にわたって私たちの生活を襲い続けることになる。デフレは15年の長きにわたって日本経済を揺さぶったが、国家破産という地震の規模と揺れの長さはその比ではない。
今回のデフレを震度4とすれば、次にくる国家破産は震度6〜7というすさまじい衝撃であらゆるものをなぎ倒していくであろう。しかも、おそらく2030年頃まで続くと覚悟しておいた方がよい。その理由と詳しい中身については本文に譲ることとするが、いずれにしても2005年〜2007年(のどこかまで)は「最後の平穏な2年」として、将来歴史の教科書に書き込まれることとなるであろう。
では、あなたは座して死をまつのか、それとも立ち上がって危機に備えるのか。この2年の行動があなたの未来の運命をすべて決めると言っても過言ではない。
浅井 隆氏 (著) 『最後の2年』プロローグより抜粋
01月15日(月)
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