ID:19200
たったひとつの冴えないやりかた
by アル中のひいらぎ
[989210hit]

■ちょっと長い話
こうして僕の人生にも、なにがしかの意味が与えられました。無軌道に、無目的に進んでいた僕の人生にも、目的が与えられました。その目的というのは、あんまり自分でこだわって考えなくてもいいことが分かりました。ようやくアルコールが不要な生き方が始まったように感じています。

長いこと闘病生活を送っていた仲間が亡くなりました。彼は「生きる喜びを伝えなければならない」と言っていました。「新しい仲間が、私たちの生き方に何の喜びも楽しみも見つけられなければ、彼らは私たちのように生きることを望むはずがない」と本にあります。なるほど、経済的に恵まれること、健康に恵まれること、高潔な人物であること、人から見て分かりやすい指標はたくさんあります。
けれど、安楽こそ人生の目的、悲惨は無意味という価値観に立ってしまえば、それは僕の飲んでいた頃の生き方と何も変わりがありません。
成功を拒まれ、人からも評価されず、苦しいことばかり重なるときでも、やはり確実に生きる喜びは存在しています。その喜びを知るためにこそ、苦しさが存在しているのかもしれません。

もちろん辛さに涙がにじむことはありますが、誰のためにもならないことが、起こるはずがない、と信じています。

僕の生きる喜びってわかりにくいのが難点だよね。

03月26日(水)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る