ID:18989
あごあごしい日々
by やくに
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■+B・A・Rリチェロ決定!!+
昔のままさ」
「正直、羨ましいよ」

「羨ま…しい?」

驚いたルビ子が、ジルの顔を見ると
彼は寂しそうに笑いながら
「僕はドライバーを辞めてしまったんだ」
「今はB・A・Rという企業に勤めている」
と告げた。

瞠目するルビ子の肩を抱き
ジルは静かに言った。

「だから、走り続けている君は
本当に眩しくて、羨ましいと思っている」

ルビ子は細かく震えてながら、
小さく呟いた。目には涙が浮かんでいる。

「…羨ましいなんて、嘘」

「ジル、私は変わってしまったの」
「今は、赤馬の為に…夫の為に
走ってるだけだわ。天真爛漫だった
貴方が知ってるルビ子は、もう居ないのよ」

「なんだっ...て?」

「赤馬では、夫の前に立つ事なんて
許されないの!!!!!!」

6年間、押さえていた感情が
嗚咽と共に、ルビ子から溢れ出した。

老舗の家訓の事、夫の事、姑の事------
不思議とジルの前でなら、素直に
全て話す事が出来た。

ジルは一言も喋らず
ルビ子の話を聞いていた。
そしてルビ子の話が途切れると
優しく微笑みながら言った。

「僕なら貴女をそんな待遇で
向かえたりなんてしないのに…」と。

互いが互いを求め合うのに
そんな時間はかからなかった。

◆◆◆

2ヶ月後、赤馬の使用人達に
1つの噂が流れていた。
「ルビ子が他の男と交渉している」
と云う、あけすけな内容だ。

実際、ジルと出会ってから
ルビ子とマイケルの夫婦仲は
「表面上であっても」「取り繕わない」
所まで、冷え切って見えた。

そして今日、ルビ子は
ジルから1番欲しい言葉を受け取った。

「たとえ貴女が、赤馬の物であっても
人の妻でも、貴女が欲しい」

ジルの元へ行きたい!!!
頬を伝う涙と共に、ルビ子の決意は決まった。

◆◆◆

その晩、夫と姑を前にして
ルビ子は自分の決意を口にした。

「あなた、私と別れて下さい」
「私は私を本当に必要としてくれる
方の元へ旅立とう思います」

マイケル(夫)がコメントした。
「僕たちが赤馬で戦った
6年間は素晴らしい物だった。
これからの活躍を期待しているよ」

トッド(姑)
「マイケルにはもう、若くてピチピチ
(レーススーツもほっぺもね…)な
新しい嫁を準備してありますの」
「ルビ子さん、今まで有り難う」

マイケル
「マッサが入ってくれて
僕も嬉しい」

離婚は成立した。
驚くほど迅速で円満な解決だった。

もう、後ろは振り向けない。
ジルの言葉を信じ、共に戦っていくだけだ。
グッバイ、昨日までの弱かったルビ子★

「私は新天地で生まれ変わるの!!!!」

ルビ子は力強く大地を蹴って
赤馬を後にした。

【完】

◆◆◆

…って、なんだコリャ!!!!

途中ちょっと生々しく
ウゲー!!な描写が出て来てしまい
無駄に死にたくなりました_| ̄|○

そして時々、自分のこーゆー発想は
何処から沸いて出るのかが
知りたくなります(爆)

いやまぁ(;´Д`)
大概な夫婦+フリン設定ですがι
しかしバリ君だと
ヴィジアル的に萌えないから
幾分か救われてる気もしますι

しかしまぁ、ルビ子。
勢いよくジルの家に裸1つで
転がり込んでみたは良いけど…

浮気が原因で
離婚調停済ませたはずの
ジルの正妻
ジェン子がまだ居る
って、修羅場な設定ですか(笑)

08月16日(火)
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