ID:16853
ひぽこんコラム
by 和田
[829377hit]
■あわてないあわてない、ひとやすみ、ひとやすみ
PPPS:それにしても「1Q84」について、結婚式の行き帰りに考えていた。そしてマザとドウタがあの物語の実は真髄であるのでは?と歩きながら思った。今生きてる私たちは自分たちがマザだと思うけど、実はドウタにすぎないのでは? マザである自分は何もかも知っていて、私ことドウタを大きな目で見ているのでは?と思った。そしてマザは決して静かなものじゃなくて、時には乱暴であり、欲望そのものであったりもするのでは?などととも思った。
読んでない人にはワケわからないだろうが。。。
PPS:今日は友達の息子の結婚式だった。ラフなものを想像していたらけっこうちゃんとしてて、ありゃ。。。ユニクロ上下だよ〜〜〜、オレ〜〜〜〜(爆)と焦ったり。ま、ほかにないから仕方ないんだが。。。息子関係の若い娘さんたちはみんな着飾ってきれいだったなぁ。みんな婚活精神でブイブイという感じだった。若いってまぶしい。欲望ギラギラっ!
そして息子はTV制作会社勤務なので、ふたりの紹介ビデオをプロが番組仕立てで作ってて←「所さんの学校では教えてくれないそこんところ」風。。。カラテカ矢部さんレポなどもあって笑った。矢部さんはさすがだ。頭がいい。
そして最後に息子が思わず泣きながら、下手くそな、すべてお母さんのお陰ですスピーチをしたのが良かった。それからもう死んじゃったヒイばあちゃんやら、寝たきりママやらの写真が出てきたのも良かった。懐かしい気持ちがした。息子は弟みたいなものだ、私には。小学生のちんまいときからずっと知ってる。誕生日もクリスマスも正月もいっしょだった。
ちなみにその息子が、前に私の自転車を買い取ってくれたのだった。。。
しかしオレより先に結婚するなよ〜〜〜〜〜。チッ。
PS:そうそう、「1Q84」を今朝方読み終えたのでした。
面白かったです。早く3巻目が読みたい。
その圧倒的な物語力に感動します。謎めいた物語。いつもの春樹先生です。でもたとえばねじまき鳥やらハードボイルドの時代にあった物語の根底にあった、ある流れが変わってきたと思った。
今、春樹先生の根底にあるのは、もっと激しいもののように思えた。それはこの時代やこの時代の人たちへの怒りや悲しみがもたらしているのかもしれないと思った。だからいつもの春樹ワールドにある、あの心地よさはなかったように思った。もっともっとざらざらして、さらに暴力的で、欲望が露骨で、それはより人間の根源を突き詰めているということ。もっともっと深く、もっともっと痛いほどに人間を突き詰めていた。3巻目は一体どういうことになっちゃうのだろうか?
しかしヤナーチェクなる作曲家が出てくるのと同じくらいソニーとシェールが出てきた。ソニーとシェール。その後、離別した2人。暴力を振るっていたソニー。被害者だったシェール。早死にしたソニー。そこにも暗示があるのですか?と思った。
あらゆるものに暗示がある春樹先生ワールドですが、それってでも、自然にというか、後からつながるのだろうなぁ。物語って不思議だよなぁ。どうしてつながっていくんだろうか。不思議だよなあ。
・・・たごちゃんのママに改めて感謝。図書券アリガトオオなのだ。
東京新聞はなんかやっぱり変わってて、普通の新聞なのに占いなんてのが毎日載ってる。しかし占いというよりは格言みたいなの。でも意外とハッとさせられる。
今日の「み年」はこうでした←ねうしとらうたつみ・・・なのが新聞らしさというか・・
「慌て者は物事を乱し、怠け者は物事を成就しない」
ハッ。両方ともオレのことだ。。。。。
特に前者はそう。オレほどの慌て者はいない。慌て者だから、揚げ油も流出させ、弁当も落とす。唐揚げも落とすし、ふだんはスラスラ出てくる敬語にも口ごもる。すべて慌てが成せる技@コンビニ。
さらにいろんなことに慌てて先回りしすぎてパニックする。
ささいなことにも慌てて病院にも死ぬほど行って来たのは周知のとおり。
対・物事だけじゃなくて、対・人にたいしてもそうで、すぐにその人のことを決め付けてにらみつけたりしてきた。浅はかに。
[5]続きを読む
01月17日(日)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る