ID:16853
ひぽこんコラム
by 和田
[829379hit]

■金毘羅様に230円を与えられたの巻
千代大海が今日、引退するらしい。昨日、大・新記録(幕内通算勝利数)を打ち立てた、ライバルで親友の魁皇にブン投げられ、引退を決めたらしい。元ヤンで、張り手王で、気が強くて、ワルの千代。。。アデュー。魁皇のが先に引退すると思ったのに。人生は分からない。そして陽(魁皇の記録)があれば陰(千代の引退)がある。

 そういえば一昨日、おじさんが居酒屋で、世の中は陰と陽で出来ているから自殺しちゃダメだ、自殺したら陰に入ってしまって苦しいだけとか、まことしやかに言ってたが、私にはまだよく分からんけんのぉ。

 しかしきのう金毘羅さんに行っておみくじ(金毘羅さんのおみくじは50円と普通の半額でしたわ)ひいたら「老後」って欄があって(爆)、「生命は長い 考え方を改めよ」とあった。ええっ? 長いの? そりゃ困る。。。と思った。そんな心積もりも金積もりもまったくしてないから。1年なんだからさ。。。いやもう1年から日々減ってて、363日くらいのつもりなのに。

 その金毘羅さんの帰り道、電車の中でなぜか小さいビニール袋に入った230円が落ちてた。誰も彼も知らん顔。一応回りに聞いたが、知らないというから、私が拾わせてもらった。なぜビニールに入った230円? よく分からないなぁ、どうしよう?と思うと改札出て目の前に宝くじ売り場。「1億円くじ、今日まで!」とある。200円。おお、金毘羅さんはこれを買えと私に230円を与えもうたか!!と大喜びで買う。

 しかしなんかしっくりこない。額が中途半端だし、小心者は230円で200円のクジを買ったことに負い目を感じるというか。。。金毘羅さんがジイイとこっちを睨んでる気がして落ち着かないんだ。。。

 そうだ、この残りの30円は寄付でもするか!! そうすれば金毘羅さんも微笑み、きっと宝くじも当たりやすくなるかも。。。。イヒヒ。
 
 そう思って歩いていたら、ものすごおおおおおく汚いホームレスのおじさんがいた。。。もうプロフェッショナルのホームレス。寒さにかじかむ手をモモの下に入れて、足を動かして温めてる。あ。。。あのおじさんに缶お茶でも買ってあげればさらに徳を積めて宝くじは当たるかもしれない。。。。いやらしい算段をするオレ。

 目の前にあった自動販売機。見るとお汁粉があった。お腹もくちくなるし、あったまるし、これこれ。110円。チャリ〜〜ン。まずそれを買う。でもお汁粉って。。。飲むと逆に喉渇くよね。。。なら仕方ない。もう1本。ほうじ茶。チャリ〜〜ン。120円。合計230円だ。あっ。。。ぴったり。

 これだったのか?

 おじさんに差し出すが、おじさんはプロのホームレスだから、こっちを見ようともしない。しかし3歩下がったら、チラッと見た。ソッコー飲んだはずだ。温かいし。

 230円。

 じゃあ、あの宝くじは。。。? 意味のない200円だったのか? ううううん。当たってよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお。頼むよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。100万円でいいんです←図々しい。

 金毘羅様、老後が長いなら、8千万。。。いや、100万でいいですぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。おねげええしますうううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううう。


01月13日(水)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る