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ひぽこんコラム
by 和田
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■覚えてるのは墓ばかり
時差ぼけで起きてます@午前3時。ダブリンだと夜8時くらいだし。。。。
でもそんな時差だから、ちょうどコンサートのとき(夜8時きっかりスタートで、終わるのは11時10分でした)眠くて死にそうでした。。。これがハゲとかのコンサートなら立って見るし、ロックだからリズムもあるが、コーエンはみんな座ってる。リズムはゆっくりだし、コーエンの唄はボソボソだし。
それにダブリンのO2って会場は元々「ザ・ポイント」といういい会場だったはずなのに、新しくなってなんだか最悪。。。ロンドンのマイケル・ジャクソンがやるはずだった会場もO2アリーナだが、同じ系列。なんか最悪だよ。
とにかく警備員がうるさくて、立ち上がると怒るんだよおおお! 私の後ろに居た熱いアンチャンなんて「みんな立ち上がろうぜ」とか叫んで、警備員に怒られまくっていた。。。その忸怩たる気持ちがよく分かった。でもまぁ、立ち上がらなくてもいいんだけどさ。
でも座ってずっと見てると、眠くて眠くて何度も眠りそうになり、お水を買ってきて飲んだりした。そのお水も3ユーロくらいして、高い! ボッタクリ! とまた怒ってた。でもって、やたらと座席が狭くて、人が通ると一々立ち上がらないとならなくて、なんだか最悪の会場だった。。。すごく見難かったし。しかも2日目は端っこの席で、ほとんど見えなくて、さらに隣の席がすごい太ったサラリーマンで、永遠に貧乏揺すりして、お菓子を食べ続けてるの。なんて最悪な男。。。死ね、と思った。
ああ。。。。秋のNY公演に再チャレンジしたくなる。。。。無理だけど。。。
コーエンは、実は想像していたようには、そんなにものすごくよくなかったんだ。でもそういうこともあると思うので(前にロンドンで見たハゲもぜんぜん良くなかった)仕方ない。どうやら風邪をひいてしまったとかで、それでも74歳が(秋に75歳になる)必死に歌うのだからすごい。ずっとほとんど目をつぶって歌ってて(目の前のスクリーンに映し出されて確認してました)、跪いて歌うことも多かった。別に疲れて跪いてるんじゃなくて、祈るようだった。私たちのために祈って歌ってくれてるようで、それはなんだかすごくズシンときた。でもすごい感動とかいうのはなかった。もっともっと淡々としてて、エロエロもなくて、もっともっとシンプルで、私は私が思っていたコーエンと違ったのが、ちょっとショックだったんだ。
こんな風にコンサートを見に海外に行くと、いいときもあれば、悪いときもあるし、最悪、中止になることもある(本当にあった! ずっと前にロンドンで。で、中止になったから、代わりにまだ当時はそんなに大スターじゃなかったレッチリを小さなホールで見たんだ。。。そんなこともある)。自分の体調が悪くて、楽しめないときもあるし。2004年のハゲツアーも自分の体調が悪くて、ちっとも楽しくなかったもんなぁ。。。でも見ないよりは見たほうがいいので、それでいい。
コーエンの白眉だったのは「アイム・ユア・マン」と「ハレルヤ」と、2日目の最後に「夏風邪をひかないでくださいね」とみんなに言ったこと。それからミュージシャンを紹介するのに、トラックドライバーまで紹介して、アリガトウアリガトウと、何度も言っていたこと。。。やさしいおじいちゃん。サンキュー、フレンズと観客に言うのもいい。ゆっくりと、ボソボソとしゃべり、時間の流れがすごく独特で、誰とも違う世界を持ってた。すごい人だというのは、ものすごく分かった。誰とも違う。
ダブリンの観客はみんなコーエンの唄をよく知っていて、いちいち大合唱してた。すごいびっくりした。コーエンの唄を、まるでU2の唄かのように、みんな大合唱なんだ。
会場は町のハズレにあるので、往復2日間ともシャトルバスで行った。バスの中も普通のオジオバだらけで、みんなおしゃべりしてうるさくて、お菓子とか出して食べてて。ダブリンでも書いたけど、綾小路きみまろツアーバスみたいだった。
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07月27日(月)
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