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ひぽこんコラム
by 和田
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■怒る技術
PS:先月号に続き、クロスビートの最新号(カート・コバーン表紙)にハゲちんとマイクのインタビューが掲載されています。2号連続だなんて。しかも赤尾先生の過去CD解説付きですわ。
ちなみに私はこれからミュージックマガジンに書きます。まだ書いてない(笑)。エアロビの合間にやりますからぁ。朝青龍の合間にやりますからぁ。畑の合間にやりますからぁ。←合間。
おととい本屋に行って、英語教材をまた飽きずに買って(また4月からラジオやるどおおおお!)ふと後ろを見たら、成功の秘訣!みたいなハウツー本が山積みになっていた。
そういうのを見ることがないのでふと見てみたら、その本のテーマはズバリ、怒らない!!ということだった。
わはははは。怒らない?? ムリムリ。私、怒ってばかりだもんんん。怒ることはおばちゃんの生きがいですも〜〜〜ん。
でもとにかくパラッと見た限りでは、その本の作者は怒るのを止めた途端に成功して、すべてハッピーみたいな感じだった。本当にそうなのか? 怒らないとか言って、自分の回りの人には当り散らしてそうだな。。。。。ま、いいけど。見えないからさ。外からは。
でも思う。
そうなのかな?
怒らないのが正しいのかな?
怒るような場所に行くなとかも書いてあったけど、それって正しいのかな?
私はそれからずっと考えている。怒ることは間違っているのか? 怒らないことが成功の秘訣なのか?と。
そりゃもちろん、笑う角には福来るで、笑顔でいられたらいいだろう。笑顔でいれば、幸せが来るかもしれない。
でも世の中をグルリ見渡すと怒るべきことばかり。
世界を見れば貧困や戦争や不条理がいっぱい。
日本も役人や官僚や政治家やズルする人ばかり。
ハウツー本の作者はそういうのにも怒るなって言うのかな?
って、買って読め? 分析しろ? いやいや。。。それはまぁ。わはは。
でもそうじゃないよ。個人的なことで怒るな!って言ってるんだよ・・・・・と作者に言われたとしても、たとえば今や日本は、政治の失策でガタガタだ。個人的な働くことや生きることが政治のせいでにっちもさっちもいかなくて日々人々の生活には憤懣がたまっていく。生きることの権利が侵されている。
個人と社会はつながっているのだから、個人的なことで怒るな、というのは違うと思う。
それに、そうじゃなくても、喜怒哀楽という感情が私たちにはあり、それぞれがバランスなんだと思う。怒るからこそ楽もあり、哀しみもあり、喜びもある。どれかが欠けるのってバランスが悪くて、それってやっぱりいつかほころびが出てくるように思う。
そりゃもちろん、広い視野で世界を見回すと本当に貧しい人やら悲しい人がたくさんいて、今日本という国にいられてることは実はものすごいラッキーで、上から焼夷弾が落ちてこないだけでも感謝すべきで、だからこそ笑顔でいるべきとも思う。
でもだからといって怒るな!ってのは違うと思う。
逆に私たちはもっともっと怒るべきだと思う。
でも要はその、怒る技術なんだと思う。
今の人は、たとえばこの間私が見たサラリーマンの男は、自転車を不法に置いてる場所で、自分の自転車が引っ張り出せなかったら、周りの自転車を全部ブッ倒して、知らん顔して行ってしまった。男はンモオオと怒ったんだろうが、怒った表現を「全部廻りの自転車をブチ倒して知らん顔」だ。
最近はそうやって自分の勝手で信じられないような振舞いをしたり、ブチ切れたりする。
でもそうじゃなくて。そこまで行かない前にどんな風に自分の怒りを発して、それを人にどんな風にして伝え、解決するか、という方法を誰も学んでいないというか。学ぼうとしていないというか。
きっと誰一人成熟してない社会なんだと思う。
怒らない社会。怒れない社会って、子供の社会だよ。私はそう思う。
誰もが当たり前に怒れる社会こそが本当にあるべき姿だと思う。
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03月18日(火)
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