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ひぽこんコラム
by 和田
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■猫の頭
 考え方がネガティヴな方向に行ってしまうときってとてつもない妄想的なことにまで心配が及び、昨日は朝青龍みたいな人だってこんな風に負けるんだから自分もダメ。。。的な、朝青龍と自分を混同しちゃうようなことまで考えていた気がする。んでもって、それはそれでワシとはカンケイないんじゃないか? と気がつくまで一晩。大馬鹿である。時間の無駄。

 しかし中々私のようなネガティブな思考に陥りやすい人間は、自分の未来や、いや、未来はおろか、今この一瞬にも常に疑心暗鬼で、自信がもてない(だからこそいっつも具合悪いんだし)。いつも不安定で小さな船で太平洋に乗り出しちゃったかのようで、フラフラとして、今にも小舟は転覆しそうだ。

 そのくせ、これからまずやらなきゃいけないこととか、やるべきことなどについては思考は素通りして、ずっとその先のまだ起こってもないことを心配して、ああぁもうダメかも。いくら何をやっても同じことの繰り返しで無意味だなどと思ってしまう。

 そしてダメダメな自己卑下の嵐。自分がしてきたことに何一つ自信がもてず、これからも何も出来ないと思う。自己卑下ばかりしていると、他人からも卑下されてしまう。そういう風に見られる、そういわれるけど、自信満々の自分なんて想像だにできない。

 でも実はそう自分を卑下するのは、結局自分に過大な評価をして、それがうまく果たせなかったりの結果だったりして、結局は自信満々なのと同じ。そこにあるエゴは形が違うだけで、まったく同じイヤらしいものに変わりはない。過ぎたるものはすべからく同じなんだ。

 自信満々な私も、自己卑下の私も、やりすぎな私も、ひきこもりの私も、ぜんぶ同じところから出発し、同じところに行き着く。だからそれらをうまくバランスよく排出したりひっこめたり出来たらいい。しかしそうは問屋が卸さない。

 だからまた自分が今いる場所は正しいのか間違っているのか? ううん、やっぱり自分がやってきたことはいや、やっぱり間違っているに違いない。だからこの先もダメだ。そう思う。すべてが失敗に通じるように思う。

 でもそういうすべてはたった一言で終わる→「考えたって始まらない」。

 んだんだ。考えたって始まらんのだ。先々を心配しすぎてもしょうがない。なるようにしかならず、あれこれ計画をバラ色にたてても、色んな不可抗力が起こり、自分に自信があろうとなかろうと、自己卑下しようとしまいと、未来を絶望しようと希望に満ち溢れようと、起こることは同じで、しょうがない。

 そのことに気がつくまでいつもいつも堂々巡りして、そして飽きずに何度も何度もそこを通る。トコトコトコトコ。太った猫顔して、ニャアニャア言いながら。

 猫の頭だから、すぐ忘れちゃって同じところばかり通ってしまう。

05月25日(金)
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