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ひぽこんコラム
by 和田
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■フー・ファイターズ最高でした!
 きのうのフー・ファイターズは本当にもうすんばらしかったですわ。

 フーファイ。そりゃもう、単純す。1,2,3、ゴーで。ガガアガガガアアアとギターが響き、デイヴ・グロールががなるがなる。ハードロック? エモ? スクリーモ? なバンドっすね。曲なんて、聞いてるとメロが似たり寄ったりで、何がなんだか分からなくもなったり(笑)。しかもデイヴはイエエエエエとかハロオオオオオとかガナリ&サケビ。すると会場中がイエエエエエエとかハロオオオオとか全員コブシ振上げて叫ぶ。いやいやぁ。ロックですね。
 暴走族の集会。ヤンキーパワー。押せ押せの押し相撲。単純明快。陰りなし。叫び。わめき。ウオウオウオッ。

 いや。だからこそ。素晴らしかったです。ナイーブなほどのそのストレートな、まっすぐまっすぐ、純粋さ、愛、愛、愛、ひたすら愛の放出。私はそれに泣きました。また会場中でおそらくたった一人(爆)、三人(ギター&ベース&デイヴ)が武道館のステージで一直線に並んで、身体つんのめりながらかき鳴らす姿見て、泣きました。

 そこには、なんというか、U2が失くしてしまった、ひたすらの愛みたいなもんを感じました。いや、U2にも愛はあるよ。たっぷり。ライブは見なかったけど。それは感じるよ、ちゃんと。
 でもU2が表現する今の愛はさぁ、なんか色んなモンが付随しちゃってるじゃん。アフリカだの、人権だの、そして根底にはキリスト教における、愛があるわけだし。原罪意識だの、愛を与えるから愛を返すというような愛。私にはそれは重たすぎる。音楽が表現する愛には重たすぎる。コンサートでも人権、なんて映像が出てくるのは、なんか愛が複雑になりすぎてる感じがする。もちっとシンプルでエエんとちゃうか? と思いたい。

 でも違う。デイブ・グロールは違うんだなぁ〜〜〜。ひたすらに。とにかくひたすら、まっすぐ。誰に何ということも要求せず、ひたすら愛を振りまく。放出しまくる。やみくもで。何がなんだか分からないほど。
 それは一言で言うと、そうだなぁ〜〜〜。うん、「バカ」、それなんですね。
 そのすごさに震えてしまうんです。
 その「バカさ」に泣くんです。感動するんです。

 私は思ったね〜〜〜。カート、なんでぇこんないい友達(=バンドメイト)がいたのに、あんたは死んだのよ?って。この男だったら、あんたんこと、しつこいほど愛してたはずなんにって。それが重くてウンザリだった? う〜む。若さって傲慢で愚かってことやね〜。

 そしてそんな歴史的なバンドにいて、ボーカリストが猟銃自殺して、それでもこうしてまっすぐなまっすぐな愛を放出し続けられるデイヴ・グロールちゅ〜〜〜〜男の器ってんですか? その大きさに泣くわけですよ。そりゃ、「奴がな〜〜んも考えてなくて、単純だからじゃない?」と言われればそうかもしんない。でもそこがまた素晴らしい。そんな状況に置かれた人間が今もそうでいられることに、私は震える。

 だって人は考えるもんだ。感じるもんだ。しかも彼は音楽を作る人。感じる力はそりゃあるだろう。
 なのに。今もまっす〜〜〜〜〜〜〜〜ぐ、イエエエエエエエエエエエ!だもん。

 ああ。ヨカッタ。本当にエエもん見せてもらいました。すんばらしい。

 デイヴ・グロール、もうすぐ38歳。バカです。最高です!

PS:宣伝。そうそう。今街中で配られている「ボーナスR25」にわしが書いたノエル・ギャラガーのインタビューが掲載されております。よろぴこ。友達が「すごい顔してるね・・・」と感想言ってましたが・・・。
12月05日(火)
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