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ひぽこんコラム
by 和田
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■ダリとオバさんと人の意見
 煮詰まり大王になったので、上野のダリ展に、混雑覚悟で行ったら、死ぬほど混雑してて、入場規制状態でした。並んだ〜〜。
 でもそんなになるのは、狭い会場だから。そして狭い=作品も少ない。そのくせ高い。人垣の向こうに見えるダリの絵を数十点パパッと見て1500円。ボッてるわ〜〜。最悪の展覧会でひた。ダリは素晴らしい。でもそれで金稼ぐ輩は最悪。ダリ饅頭みたいのまで売ってるのには呆れた、、、そりゃダリは面白がるだろうが、しかしこんなんまで売るんか?と思った。絵なんてたった30センチ間隔くらいで飾ってるのに。そっちに気を使え! とにかく最悪だった。恐ろしいほどに。
 しかしダリの絵はいつ見ても素晴らしい。築き、積み上げ、それを壊し、だからこそ循環するという、この世界の仕組み、人間のすべてを絵で表しているように思う。それを永遠に探求して探求して探求しつくしているように思う。ダリの人生は探求で、そしてガラの愛を一番探求して、最後にやっとガラ(奥さんですが悪妻で、画商だまして金まきあげたり、若い愛人と逃げちゃったり)が病気になって、死ぬときに手に入れる、、、という幻を手に入れる。それを思うと芸術家の人生って、、、とか思いました。

 で。皆様は聴かれましたか? ブリッジのREM。私はそれを聴きながら上野を歩きました。ステキでした。
 ハゲちんのバイオ本もまた少し読みました。ここに書いてるのを読んでくれてるというメールもいただいたので調子乗ってまた書くと、ハゲちんはナタリー以外にも、実に多くの人(多くは女性)から実に実に影響を受けていて、それを受け入れて、作品にしていることがよく分かります。ソレってすごいなぁと思う。アーティストは概して頑固で、周りの意見とか視点とか受け入れない。それはいいときもあるけど、意外とつまんなくなったりもする。もちろんろくでもない意見は聞き入れる必要はないけど(=それは純粋なものではないものは要らないということ)、でもハゲちんは本当に驚くほどに人を受け入れ、それを作品に昇華させている。そのことにひたすら感動。

 それにしても。世の中の人はそんなにもダリが好きなのかな? 驚いた。ものすごい色々なタイプの人がいたから。

 ああ。それから上野を歩いていて思ったのは、私はオバさんの集団が大嫌いだ。オバさんはどうしてすぐに群れるのだろうか? 群れているオバさんほど醜いものはない。うんざりする。何故だろうか? うるさいから? ずうずうしいから?
 とにかくひたすら楽しげにハシャぐオバさんの集団は、すごくイヤ。どんな集団を見ても、みんな「あらぁ〜、安倍さんのお饅頭売ってるわぁ」とか言って喜んで買って、自民党にヘラヘラ投票してるように見えちゃう。勝手なんだけどさ。なんかとにかく嫌い。すごく嫌い。今日つくづく思った。 
 でも一人でいるオバさんはまた孤独で、厳しく写る。うら寂しささえ感じさせたりも。なんだかワビシ〜〜。
 そして私も一人でいるオバさん。人からはどう見えるのか? ヘンなオバさん・・・? 寂しさ炸裂のオバさん? う〜む。
11月29日(水)
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