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東京の片隅から
by はる
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■スガフェス
さいたまスーパーアリーナは初めて。芸術劇場は昔(20年くらい前である)バレエを見に行ったことがある。県をまたぐのだが、家から案外近かった。
アリーナはほぼ駅直結で、隣接して飲食店ビルがあり、アリーナの中もトイレが多いのはいい。隣接したけやき広場でのフェス飯も美味。台湾混ぜそば(魯肉飯と迷った)とビールを食す。
「かけすぎ部」は長蛇の列だったのでスルー。物販や入場列がちょっとわかりにくかったかなぁ。
ひとまずグッズを購入し、入場した後荷物を置く椅子を確保し、アリーナへ。最初の怒髪天で踊る。増子兄ィ格好いい!踊りながら笑いが止まらない。途中ピーズの武道館の宣伝をしつつ「グライダー」をカバー。最後は法被を着てカラオケで「夜空ノムコウ」。封印中だからこういう企画は嬉しいなぁと思っていると、2番から本人登場。「俺封印してるんだけど」というシカオちゃんに「でもみんな聞きたいでしょ」という兄ィの言葉が嬉しい。
そのあとは椅子に戻り、THE BACK HORN・UNION SQUARE GARDENは座席で。
各バンド、最後の1曲でシカオちゃんとセッションするというスタイルはアコースティックのときと同じコンセプトで、基本的にはそれぞれのバンドの曲にシカオちゃんが加わるスタイル。どのバンドも上手い。バックホーンとか何年ぶりだろう・・・Queで見て以来か?私の頭の中では「アカルイミライ」で止まってる(苦笑)。
水樹奈々Tシャツの人が多く、アニメファンとどのくらい親和性があるのだろうと思ったのだが、バックホーンもユニオンスクエアガーデンもアニメの主題歌を歌っているらしく(後で調べたらユニオンスクエアガーデンの「オリオンをなぞる」、タイバニの主題歌でした。見ていたけど忘れてた)、普通に盛り上がっていた。むしろ普通のライヴよりも盛り上がっていたかもしれない。サングラスも購入してくれていて楽しむ気満々で、その心構えだけでスガマニアとしては十分嬉しいです。
途中稲川淳治やふなっしーやRADIO FISHが出てさらなる混沌と化す。前半最後はMr.Children。ミスチルは正直ちょっと苦手なので(たぶん桜井氏の声質が苦手なんだと思う)、イチゴ氷を食べたりビールのおかわりをしたりと休憩半分で見る。
後半はkokua+ゲストという組合せで、SKY-HI、スガンプーユ(スガ+flumpool山村+高橋優)、水樹奈々、ポルノグラフィティ。水樹奈々、知ってたけど歌うまい。安定感がすごい。ビブラートや裏声への変換を聞くと民謡か演歌経験者かな?ポルノグラフィティはスガマニアのカラオケ大会と化す(笑)選曲もマニアだなぁ・・・。
「Family」ツアーで知り合ったおねえさんがもとSMEの人で(本人は明言しなかったが会話の端から判断)、同期が今度デビューするポルノグラフィティというバンドのスタッフをやっている、バンド名はえぐいけど本人たちは因島弁丸出しのいい子たちだ、と語っていたことを思い出す。彼女は元気かな。
最後はホスト、kokua。バックバンドを変えてスガシカオ。

バンドのシカオちゃんは事務所辞めてから見てなかったから10年ぶりくらい?さらにえぐい世界が広がっていて、メッセージも強くなっていた。圧巻のステージ。
事務所を辞めてからのシカオちゃんは正直「見えにくく」なっていた。メルマガなどでは躁状態に感じられるときもあって、本来の地はそちらなのだろうけど、得体の知れなさが増していた。事務所所属時代は「オトナ」を演じていたのかもしれない。
ただ、この日アリーナから見て、ルミネホールの一人だけのステージからここまで来たんだなぁ、ずいぶん熱量が増したなぁ、嬉しそうだなぁ、良かったなぁ、と思った。

20年おめでとう。
どこに行くんでも、ついていきますよ。
05月06日(土)
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