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カンゲキ★日記
by Ruby
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■◆《ゴールデンバレエofロシア》『天地創造』『カルメン』 チェルノブロフキナ、ガリムーリン、モスクワクラシックバレエ団 (04/07/18up)

東京文化会館、16:00〜、(音楽は特別録音のテープによる)

ぎりぎりに会場に到着。焦ってパンフレットを買ったら、B4サイズもある大きなもので、ちょっと驚きました。

さて、この公演と同名のものは以前2001年9月に、やはりチェルノブロフキナやガリムーリン、それにボリショイのグラチョーワなどを向かえ、《モスクワの女神たち》と題されて、ガラ形式で行なわれていました。
今回は更にストーリー性のある幕物が、プログラムとして用意され、前より発展させた形になっていたと思います。
ただ、客席の1F中央は大体埋まっていましたが、端の席と上の階に空席が多く見受けられました。
折角の素晴らしい踊り手たちによる公演だったので、その辺が残念ですね。

また、今回特別という意味では、タチアナ・チャルノブロフキナ と、日本でも活躍されているイルギス・ガリムーリン の《舞踊生活20周年記念公演》 とのこと。
という事で、大きな公演パンフレットには、プリセツカヤさんや、ボリス・アキモフ氏、それにガリムーリン夫妻の大親友であるウラジーミル・マラーホフ氏から、お祝いするメッセージが寄せられていました。
これからも素晴らしい舞台を私達に見せて頂きたいですね。

Aプロは、演目的にも大変気になっていた、『天地創造』 と『カルメン』 です。


 《第1部》

【天地創造】 (日本初演)
〔音楽:アンドレイ・ペトロフ〕
〔振付:ナタリア・カサトキナ、ウラジーミル・ワシリョフ〕

アダム: イルギス・ガリムーリン
イヴ: エカテリーナ・ベレジナ
神様: アンドレイ・ロパレフ
悪魔: ニコライ・チェヴィチェロフ
魔女: 成澤淑榮

3人の天使(女):
リュドミラ・ドクソモワ、アレクサンドラ・レージナ、オクサナ・テレーシェンコ
2人の天使(男): イオン・クローシュ、マクシム・ゲラシモフ
他: 国立モスクワ・クラシック・バレエ


『天地創造』は、旧約聖書の「創世記」アダムとイヴの物語です。
元は全2幕のだったのを1幕に再演出し、日本で初めての上演することになりました。
パンフによると初演時には、アダム役=バリシニコフ、イヴ役=コルパコワ、神=ソロヴィヨフという輝かしいダンサーによって上演されたそうです。
私も題名だけしか聞いたことのなかったこの作品を、大変興味深く拝見しました。

ストーリーは「神と悪魔」の世界から始まりますが、幕が開いてまず驚いたのが、あまりにも重みが無く、コメディーのようなダンサー達の様子と舞台美術。まぁ、美術というより、学校の学芸会のように簡単で質素なものでした。
舞台中央に半円の小さな小山の形をした台?のような物が置いてあり、表面には草花の絵が書かれています。
それ以外は舞台上には目立つものが無かったのですが、公演パンフの写真を見ると、本来はもう少しきちんとした舞台装置があるみたいです。
今回は移動も多いですし、ダイジェスト版?なので、仕方が無いのかも...。


まず現れたのは、神と天使と悪魔。
この作品の“神”は、ギリシャ風の扮装。威厳はあまり感じられず、何かちょっとした寸劇を思い出してしまいます。
“3人の女の天使”は、腕と肘、手首を絶えずパタパタさせていて、可愛らしい様子に見えますが、かなり子供っぽくて違和感がありました。
“2人の男の天使”は、腕のパタパタは無いですが、背の高い男性が花冠を被り、可愛いしぐさをするので、大人が鑑賞するのにはちょっとキツイかも。

神様達(善)と争う“悪魔役”はチェヴィチェロフというダンサー。赤いユニタードに悪魔らしく紐で出来た尻尾が付いている衣装で登場します。
悪魔といっても恐ろしさはなくて、可愛げのある小悪魔のような存在でした。
後にアダムやイヴが悪魔達の甘い誘惑にのってしまうのですから、このような可愛げのある存在でいいのでしょう。
チェヴィチェロフの踊りは、しなやかで跳躍や回転も魅力溢れるものでした。
特に男性ながら脚がよく開いており、スパッとした伸びやかな踊りは、見ごたえがあって楽しい気分になります。


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07月10日(土)
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