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カンゲキ★日記
by Ruby
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■◆ 『二月大歌舞伎』(夜の部)團十郎、仁左衛門、玉三郎、三津五郎、時蔵、左團次、他 (04/02/07up)
二月大歌舞伎「夜の部」を拝見しました。
今月の歌舞伎座は紅白の梅花で飾りつけられています。
夜の部は通常より開演が遅めで、終わったのは9時ちょっと前でした。全体に少し短めだったかな? その分、昼の部が長くなっているようです。
内容的にはどの演目も面白かったです!! ハッキリ申せば、お正月の公演より満足できました。
歌舞伎座に到着すると、まだ開場少し前。早めに来ているお客様が入口の脇あたりに並ばされていましたが、ずっと外で待つのはイヤでしたので、「一幕見席」用入口の奥(正面入口右側)にある、喫茶室「檜(ひのき)」で待ちました。
今まで知らなかったのですが、この喫茶室は開場時間になると、レジあたりに歌舞伎座係員が出てきて公演チケットを切り、そのまま館内に入場することが出来るんですね。
混雑を避け、スムースに入場することが出来て便利です。
河竹黙阿弥 作
【三人吉三巴白浪】 (四幕八場)
(團十郎、仁左衛門、玉三郎、左團次、翫雀、七之助、吉弥)
今回は珍しく、両花道が用意されていました。(*上手と下手両方に花道あり)
いきなり始まったメイン演目の黙阿弥 作『三人吉三巴白浪』は因果や義理が絡んだお話で、一見ややこしく、無関係のような登場人物同士が、実はそれぞれに深く関わりがある。
話が進むにつれ、謎が解決していくようなプロットが組まれていて、全く飽きずに楽しめます。
あっちこっち2重3重のエピソードが重なり、それが上手く最後までハマっていて、少し都合が良すぎる感じもしますが、それはそれで面白かったですね。
立ち回りや動きも派手な演目で、初心者でも筋書きを見なくてもついていけると思います。
それに華のある役者さん(團十郎、仁左衛門、玉三郎)の揃い踏みで見られるというのは有り難いこと。
親分肌の「和尚吉三」を演じた團十郎さんは、演目のせいか、ここ最近の見た中では一番元気良く感じられ、何度も演じてきたという大きさと余裕が見てとれました。悪党でありながら義理人情の厚いという「和尚」を好演。この役は今回8度目だそうです。
何の因果か、「血の盃」で誓いを交わした“三人の吉三”の一人「お坊吉三」に、親を殺められ、可愛い妹は知らぬこととはいえ双子同士で契りを交わしてしまったので、業の為、殺さなければいけない...。
色々な事実が「和尚吉三」に突きつけられ、苦悩しながら覚悟を決めて行動するその姿はズッシリきましたが、悲しい場面でもテンポがある作品なので、重くなり過ぎず良かったと思います。
元は武家の出で悪党ではなかったが、不幸な事件をきっかけに悪の道に染まってしまった若造「お坊吉三」を仁左衛門さんが演じくれました。
最初に登場した姿も、黒の着流しで現れたときも、ゾクッとするほど色気があり、颯爽ともしていて、仁左衛門さん特有のこのカッコよさは毎回楽しみで見たくなってしまいます。
最後に雪の降る中、屋根の上で大立ち回りをするのですが、高い屋根から隣の屋根に飛び移ったり、かなり激しい動きをこなされていて、殺陣の刀捌きの美しさにも圧倒されます。
捕手役のトンボを切る若衆達もかなり頑張っていて、アクロバティツクな中にも様式の兼ね備えた美しさがあり、大変見応えがありました。
「お嬢吉三」は初役という事でビックリしたのですが、玉三郎さんの新たな一面を見ることが出来ました。
「お嬢」は姿かたちが大変艶やかですが、実は男という役柄。それに盗みを生業にしている一応悪役なので、ドスをきかしたしゃべりもあるし、立ち回りも沢山ある。でも見た目は美しい娘にしか見えないという何とも面白い役です。
今回、色恋沙汰は出てきません。ひたすら小気味良く啖呵を切るところや、気持ちの良い台詞回しも楽しめます。(「月も朧に白魚の〜」とお馴染みの名台詞も序幕に出てきます)それに娘の衣装も大変美しかったですね。
しかし、大詰『本郷火の見櫓の場』のようなあんなに立ち回りをしている玉三郎さんを見たのは初めてかも...。
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02月04日(水)
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