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カンゲキ★日記
by Ruby
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■◆ 『キリンニューイヤーコンサート2004 』二村英仁、東京交響楽団(04/1/12up)

オーチャードホール 13:30〜

Bunkamuraは、ちょうど15周年という事で、あちこち飾りつけがされていてキレイになっていました。

去年も足を運んだ、 「キリンニューイヤーコンサート2004」(東京交響楽団)。とても低料金なので、気軽に友人を誘い出かけました。
プログラムは、マチネとソワレではちょっと違っていまして、マチネは「春の音色を紡ぐヴァイオリンのひととき」 、私はこちらの方です。
ちなみにソワレは「心躍る新春オペラ・アリアの夕べ」でした。


「ニューイヤーコンサート」といえばウィーンのものを思い出しますね。ワルツやポルカで明るく優雅なひと時といったイメージ。(昔から毎年録画までしていたのに今年は見てないなぁ)
だいたい日本でも、真似たコンサートが多く企画されますが、今回のプログラムは初めに、シュトラウスUのワルツ「美しく青きドナウ」を聞かせてくれましたが、他はチャイコフスキープログラム。
チャイコフスキーの「ヴァイオリン協奏曲」と3大バレエ音楽でした。

ヴァイオリンのソリストは二村英仁さん。日本人初のユネスコ平和芸術家に任命された方です。雰囲気は俳優の別所哲也さんに似ていらっしゃるように感じました。
音楽にはそんなに詳しくないですが、演奏の印象について少し書きますね。

チャイコフスキー『ヴァイオリン協奏曲』はとても好きな曲のひとつです。
華やかさと切なさ、ロシア風な土の香りもあり、気分を高揚させてくれますし、色々な演奏家によって違った雰囲気を感じさせてくれる魅力的な作品です。

二村さんですが、第1楽章の前半はどのように表現したらいいか難しいのですが、音と音がスルーと繋がりすぎていて、少しメリハリと迫力に欠けているような...。
音を微妙に外した部分もあり、響きもイマイチ。煌くような情熱のほとばしりを感じたい私には、最初はちょっとしずんだ印象でした。
バックのオケも少しテンポが遅めな感じ。

但しカデンツァからガラッと変わり、突如ピーンと響いてくる美しい音色にひきつけられはじめました。
その後の第1楽章終わりまでは、出だしよりもノリが良く、オケとのバランスも良くなり終了した時は拍手が起こってしまいました。
(慣れないお客が多かったのか、チョッとハズカシー)

第2楽章の憂いを含んだメロディは今回の演奏の中でも一番良かったと思います。
音もしっとりして、他のパートよりもクリアに聴こえてきました。美しかったです。

続いて休みなしに演奏される第3楽章はロシアンダンス風でもあり、曲も最高潮に達するのですが、激しいパートになるとメリハリがあまりなくて音もくぐもった感じ。
音の大きさとか響きに輝きがもう少し欲しかったです。
二村さんの演奏は、品良くスッキリした感じで技巧的でもない、くどくないぶん、激しさもや表面的な情熱も抑え目、静かで余韻のあるパートに魅力を感じました。

音楽の印象についてはホールと席位置も関係していると思われますので、演奏の良し悪しに必ずしも当てはまりませんので御注意くださいね。
でも、大好きな曲を集中して聴くというのは、何と気持ちの良いことでしょう。私にはこの曲はいつ聴いても魅力でいっぱいです。


休憩を挟んで、 「チャイコフスキー3大バレエ音楽」の演奏。

『白鳥の湖』から、「情景」「グラン・アダージョ」「ハンガリーの踊り」
『眠れる森の美女』から、 「ワルツ」
『くるみ割り人形』から、 「行進曲」「金平糖の踊り」「中国の踊り」「あし笛の踊り」「花のワルツ」

バレエファンの私にはお馴染みの曲ばかりで、演奏を聴いていると、舞台でダンサーが踊る映像を想像してしまいますね。
バレエの伴奏音楽としていないので、全体にテンポが速めでした。
特に「あし笛〜」は、ワイノーネン版の「パ・ド・トロワ」が頭にインプットされているので、どうしてもあのようにゆっくりとしている方が、私には気持ちがいいです。
『白鳥の湖』「グラン・アダージョ」のハープとヴァイオリンはいつ聴いてもロマンティックで美しいと思いますし、 『眠れる森の美女』の「ワルツ」はほんとに豪華な気分になりますね。

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01月11日(日)
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