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カンゲキ★日記
by Ruby
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■◆ 新国立劇場オペラ『トスカ』 エリザベス・ホワイトハウス、セルゲイ・レイフェルクス、カール・タナー
18:30開演〔全3幕、イタリア語上演、字幕付〕
初演:1900年1月14日ローマ・コスタンツィ劇場にて
トスカ: エリザベス・ホワイトハウス
カヴァラドッシ: カール・タナー
スカルピア: セルゲイ・レイフェルクス
アンジェロッティ: 谷友博
スポレッタ: 松永国和
看守: 北川辰彦
シャルローネ: 豊島雄一
堂守: 山田祥雄
羊飼い: 九嶋香奈枝
指揮:ジェラール・コルステン、
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
合唱:新国立劇場合唱部、藤原歌劇団合唱部
演出:アントネッロ・マダウ=ディアツ
暖かな秋の夜、大好きなプッチーニの『トスカ』を見に行きました。
新国立劇場の席割りはオペラの方がバレエよりも良いみたいですね。
新国オペラは今回が初めての観劇です。
印象としては、とにかく豪華絢爛の一言!
海外の歌劇場に負けないほどのこだわった美術に圧倒されましたが、オケの凄さについては強烈には印象に残らなかったかもしれません。(でも音については席位置も関係しますので薄い印象だったのかな?)
この『トスカ』は以前NHKで放送されましたが、実際に見ると、よりセットの凄さを感じますね。
細かいディテールまで手の込んだぬかりのない造りです。
【第1幕】
《聖アンドレア・デッラ・ヴァッレ教会の内部》
1幕は教会で絵を描いているカヴァラドッシのもとへ、政治犯として捕らえられていたアンジェロッティが脱獄して現れ、匿ってしまうという悲劇の発端部分や、トスカの嫉妬深い一面、スカルピアの憎憎しい悪意に満ちた姿などが艶やかに舞台上で繰り広げられてゆきます。
幕が開くと教会の内部左手にはカヴァラドッシが絵と足場が組んであり、右手は、アンジェロッティの隠れる礼拝堂の見事な美術が目に飛び込んできます。
天井の絵画、床のモザイクタイルまで凄すぎ…。
歌手について…、トスカ役のエリザベス・ホワイトハウスさんは、声量と迫力のある方で押しの強いトスカという印象。
1幕では、カヴァラドッシの描いた美しいモデルに激しい嫉妬心を沸き起こしますが、演技の為か見た目のせいか、女性らしい繊細さはあまり感じられませんでした。ですが、声は大きくしっかりと聴こえてきます。
カヴァラドッシ役のカール・タナー氏は、温厚そうな雰囲気の方で、アリア『♪妙なる調和』を歌い上げる時など、美を褒め称える喜びを素晴らしく響かせていました。
存在感はこの幕ではそんなに感じられませんでしたが、癖のない伸びやかなきれいな声という印象。
『トスカ』の時代設定は1800年6月17日〜18日のローマということになっています。
ナポレオンがヨーロッパを席巻していた頃ということで、トスカの衣装もその時代に流行したエンパイアスタイルの変形版ようなハイウエスト・ドレス。1幕は鮮やかなブルーの衣装でした。
《デ・テウム》のスペクタクルな場面は凄かったです。
セットが可動し舞台に奥行きが生まれ、戦勝を祝うミサの場が始まります。
大勢の信者、バチカンのスイス衛兵、枢機卿などが現れて、大人数の大合唱の中、スカルピアが自分の野心を高らかに歌い上げる盛り上がる場面。
スカルピアの後ろでは、まるでフランスの画家ダヴィットが描いた「皇帝ナポレオン1世と皇妃ジョセフィーヌの戴冠式」(ルーヴル美術館蔵)の絵に描かれた場面にそっくりに、長いマントを纏った祝福を受ける女性が登場します。凄いなぁ。
スカルピア役のセルゲイ・レイフェルクス氏は大きなコーラスの中でもしっかり朗々と歌い上げ、野望をさらけ出す姿も見事です。
声に関しては、“バリトン”ですが微妙に高めのように感じました。出来ればもう少し低音の響きもあった方がサディスト的で悪意に満ちた人物像には合っているように思うのですが…。でも登場すれば、存在感と迫力のある方でした。
このような人物像はとても印象深くてやりがいがありそう。
《聖アンドレア・デッラ・ヴァッレ教会について》
さて、この幕で舞台となっているのは、聖アンドレア・デッラ・ヴァッレ教会。
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11月11日(火)
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