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カンゲキ★日記
by Ruby
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■◆『ヌレエフ・フェスティバル』ジュド、ルジマトフ、ルディエール、イレール、ムッサン、パケット、ペレン、他、

今回のフェスティバルは、“不世出の偉大なる天才舞踊家、ルドルフ・ヌレエフの没後10年を追悼し、彼を敬愛するシャルル・ジュドの呼びかけによって実現したメモリアル公演。
パリ・オペラ座、キーロフ・バレエ、ボルドー・オペラ座、レニングラード国立バレエなどからトップ・ソリストたちが集いヌレエフを偲ぶ“というもの。

私としては、ヌレエフをよく知っている元&現オペラ座エトワール、ジュドやイレール、ルディエール達と、彼の母国ロシア勢との素晴らしい共演が大変楽しみで出かけました。


【第1部】

◆《フィルム上演》
ヌレエフの貴重な映像 (ルネ・シルヴァン監修)
彼の出生のことや、キーロフ時代、亡命劇、ショヴィレやフォンティーンとの共演、映画やメディアとの関わり、振付作品、亡くなるところまでを、短くまとめたフィルムでした。
アメリカの子供向けTV番組に出演した映像はちょっとビックリ。(歌までうたうとは…)

でも彼は若かりし頃から自分のダンスというものを確立していたのが古い映像ながら良く見てとれ、美しい中にも内なる情熱や激しさが伝わってきました。
やはり“踊り”に全てをかけた一生といって過言でない、不世出な人物だと思います。
彼(ヌレエフ)を一度でも生で踊るところを見てみたかったと思いますが、今現在でも、例えば今回参加されたジュド、ルジマトフ、ルディエール、イレールを見ることが出来る私はきっとラッキーなのでしょうね。
彼らもヌレエフに負けない位、他に代わりがいないほどの素晴らしいダンサーですもの…。


◆『海賊』よりグラン・パ・ド・ドゥ、
(デルフィーヌ・ムッサン&イルギス・ガリムーリン)

 『海賊』のグラン・パ・ド・ドゥは、ガラ公演では必ずといっていいほどプログラムに入っていますが、今回は振りも違うし、雰囲気もだいぶ違っていて、面白かったです。
知的で、身体の隅々まで研ぎ澄まされている印象のムッサン、今回は高貴な雰囲気で輝くように美しかったです。
アピールし過ぎといったいやな癖がなく、振付そのものが際だち、ムッサンのポーズの美しさや個性が品良く伝わってきます。
踊りがすっきりとしていて、さりげなく技術の高さを見せてくれまし、まさに大人の『海賊』でしたね。

ロシアやアメリカ以外のダンサーの『海賊』ってあまり見かけませんが、貴重ないいものを観ることが出来ました。 
衣装はベージュゴールドの上下がつながったハーレム風パンツ、ゴールドネットのヘットドレス、チュチュじゃないのも新鮮で素敵じゃないですか! 

ガリムーリンのヴァリアシオンは、元々テクがあるのは知っていますが、鋭さ、キレというより、安定感を感じさせるものでした。コーダはそれよりも鮮やかさを増した印象でしょうか、こちらの方が良かったかな。でも少々は押さえ気味に感じました。

ムッサンのソロは、映像化されたフォンティーン&ヌレエフの『海賊』と同じで、『ドン・キホーテ』の森の女王のヴァリアシオンでした(イタリアンが入るもの)。
コーダが圧巻で、身体の向きを四方向に変える変則フェッテをされていました。(グラチョーワ等もやりますね) 
正直、演目として、ガラの『海賊』は、ちょっと飽きぎみでしたが、今回は魅力に溢れ、とても気に入りました。


 ◆『ファンダンゴ』〜ドン・キホーテ、
(モニク・ルディエール&カール・パケット)

黒に赤のアクセントのあるたっぷりしたドレス姿で登場したルディエール。
ひるがえるドレス、足元はかかと付の靴を履き、ときに激しく、または小刻みにサパテアートを打ちながら、挑むような目つきで静かな情熱を秘めたように踊ります。
すごい!! このようなスパニッシュ・ダンスまで、かっこよく踊れるなんて!! 
パケットとのデュエットは、まるで男と女の戦いのよう…。
二人の交差する真剣な眼差しに観客は引き込まれていきます。
ルディエールの迫力は圧巻、パケットも堂々とした踊りで良かったですね。
赤い背景がよく合っていました。 それに音楽も暫らく耳から離れなくなりました。

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07月20日(日)
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