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カンゲキ★日記
by Ruby
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■◆《世界B・F全幕特別プロ》東京バレエ団『白鳥の湖』(全4幕) ルテステュ、マルティネス、他

オデット/オディール: アニエス・ルテステュ、
ジークフリート王子: ジョゼ・マルティネス、
ロットバルト: 高岸直樹、
道化: 古川和則、
パ・ド・トロワ: 高村順子、荒井祐子、後藤和雄、
四羽の白鳥:  早川恵子、荒井祐子、太田美和、高村順子、
三羽の白鳥: 遠藤千春、大島由賀子、福井ゆい、
チャルダッシュ: 佐野志織、平野玲、太田美和、
ナポリ: 高村順子、古川和則、
スペイン: 井脇幸江、遠藤千春、後藤晴雄、木村和雄、

〔指揮:ミッシェル・ケヴァル、演奏:東京シティ・フィル〕


新国立バレエ『白鳥〜』を観に行った後、1日あけて、東バの『白鳥の湖』(東京文化会館)という、めまぐるしい鑑賞スケジュールになりましたが、バージョンが大分違っていましたし、雰囲気もかなり異なっていましたので、大変面白く拝見しました。
しかし、同じ日本の有名なバレエ団とはいえ、本当に違うものですね。しみじみ…。

実は、東バの『白鳥』は何年か前に一度観ただけでした。その一度というのが、渋谷区の助成公演(チケ代、半額くらいでした)という事で、珍しく渋谷公会堂で行われたもので、ホールもイマイチの上、あの美術と衣装で、なんだかなぁ…と思ったように記憶しています。
優雅にバレエ鑑賞のつもりが、何となくちょっぴり発表会チックで(ダンサーは別です)チープに見えてしまいました…。
装置も白鳥一直線に飛ぶ所など、シューというヘンな音が聞こえて情けな気分だったような…。でもダンサーには直接関係無かったのですけどね。

それで、今回鑑賞する上で、その時と大分変わっているのではないかと、内心期待しておりました。でもやはり、目にしたのは懐かしいあの時のままでしたけれど、会場もその時と違うし、(東京文化会館は豪華というのではないが好きなので)、なんだか可愛く思えてきました。
でも不思議、人気のある有名バレエ団なのに “あの衣装や美術”を今も使い続けていたなんてねぇ。


【第1幕】(遠くに王宮の見える庭)
《王子の21歳の誕生日を祝う為、領地の若い男女が集まって楽しく踊ったり宴を催しています》

大変シンプルな舞台装置で、人数も舞台上は少ないので、かなり広々見えます。女性のワルツの時の衣装は、イエロー、ライトブルー、ホワイトを組み合わせた色使いで『ジゼル』風デサイン。
あまり見かけない配色で、一度見たら忘れられなくなりそう。
登場するダンサーも先日見た「新国」の人達より、この衣装のせいもあってか、子供っぽいくらいに若々しく見えます。
表情は晴れやかで、可愛らしい人が揃ってますね。

次にパ・ド・トロワ、とても良かったです。高村さん、荒井さん、後藤和雄さん、テクニックも素晴らしいのですが、その観客をのせて引きつける“アピールする力”がすごく際立っていて、さすがという感じでした。
荒井さんの踊り方、ちょっと言い方がヘンですが、このトロワ特有の細かいシャキっとしたリズムの取り方と余裕ある動きが何とも好きです。高村さんの華やかさと後藤さん安定感、それぞれのソロの踊りを観るのは何と楽しいことでしょう。「東バ」のソリストは豪華ですよね。

そして忘れてはならないのは、何とも魅力的な道化役の古川和則さんのパーソナリティと演技力。
もちろんすごいテクニックを見せてくれるのですが、それよりもあの、人なつっこい表情に魅了されます。先日も『眠り〜』でキュートな「長靴を履いた猫」を演じ、そのときもイイなぁと感じましたけれど、今回は出番も多くてスーパーな踊りも堪能でき、私は大満足。
とにかく役も合っていたし、可愛らしい道化でした。

王子のマルティネスは、楽しげに宴に参加というより、いかにも静かな貴族的な佇まいで、周りとは一歩引いていたように感じました。
まぁ祝ってくれてありがたいけれど、心からは楽しんではいないよう。
けして、つまらなそうにしているのではなく、皆が楽しく踊っているのを温かい目で見守っている感じでした。
品が良くて尊敬できる人格者風というのでしょうか、周りが子供っぽい分、彼だけとても大人に見えました。

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05月18日(日)
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