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カンゲキ★日記
by Ruby
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■◆《世界B・F全幕特別プロ》東京バレエ団『眠れる森の美女』(全3幕) マラーホフ、セミオノワ、他

オーロラ姫:ポリーナ・セミオノワ、
デジレ王子:ウラジミール・マラーホフ、

リラの精: 福井ゆい
カラボス: 大島由賀子、
妖精たち: 西村真由美、太田美和、武田明子、小出領子、長谷川智佳子、
四人の王子: 木村和夫、後藤晴雄、芝岡紀斗、後藤和雄、
宝石の精: 門西雅美、武田明子、早川恵子、長谷川智佳子、
フロリナ王女: 小出領子、
青い鳥: 大嶋正樹、
白猫: 高村順子、
長靴を履いた猫: 古川和則
  
〔指揮:ミッシェル・ケヴァル、演奏:東京シティ・フィル〕


開演時間ぎりぎりに、上野の東京文化会館へ到着。
ここには『ジュエルズ』の時以来で、私の一番好きな劇場です。
さて、私は東京バレエ団の『眠り〜』は初見ですが、版のつくりが短めになっていると聞いていましたので満足できるか不安でしたが、他と違うところを考えながら、結構楽しく拝見しました。

美術の印象は、鮮やかな色合いで、子供の頃に見た絵本のような感じ。
森のシーンは色々気になりましたが、ゲストの素晴らしさも堪能できましたので観に行って良かったですね。

“東バ”版『眠り〜』は、他版と幕の進行が違っています。
通常よく観る版は、
プロローグ=《命名式または洗礼式》
1幕=《16歳の誕生日、ローズ・アダージオ、針に刺され眠ってしまう》
2幕=《100年後、デジレ王子が狩りをしに森へやってくる。そこにリラの精が現われ、オーロラ姫の幻を見て心奪われ、姫のもとに向う》
3幕=《オーロラ姫と王子の結婚式》

東バ版は、
通常版のプロローグ部分が1幕となり、2幕にオーロラ姫の16歳の誕生日。
そして3幕は、デジレ王子が登場する、森での“幻の場面”(通常版2幕)と、“結婚式”(通常版3幕)の場をつなげて上演しています。
ですので、森の場面などだいぶ省かれていて、王子役は出番が少ない気がしました。もったいないですね…。

【1幕】

所謂プロローグの場面、色彩豊かな宮殿の大広間。
美術も妖精たちの衣装も華やかな色合いで、おとぎ話の世界を作り上げています。
この日の出演者は若手中心のようで、妖精を踊るダンサーたちは踊る喜びを身体全体で表現していました。
小さなミスはありましたが、元気いっぱいという感じ。
リラの精の福井ゆいさんは少し緊張しているように感じました。
踊りも雰囲気もまろやかでフワッとした印象の方。
初々しいのですが、出来ればもう少し威厳を表現してほしかったと思います。
ストーリーでは、後々も精神的支柱にあたる役ですので…。

妖精たちの踊りの後、手下に担がれて悪の精カラボスが登場。
特に気味の悪いかつらや衣装ではなく、この版の大きな特徴であるチュチュを着た女性ダンサーがカラボス役を演じていました。
黒い蜘蛛の巣模様のチュチュに、赤いアイシャドーで怖めのメーク。
カラボス役の大島由賀子さんはテクニックも素晴らしく、踊りに迫力とスケールを感じました。
また、一緒に登場した手下の男性ダンサーもたいへん豪快な踊りで、大きな見せ場になってますね。

【2幕】

2幕が開くと、いきなり「花のワルツ」。
1幕で妖精を踊ったダンサーもここに参加していました。
(糸巻きを持った娘達が捕まり、王妃の慈悲によって許されて→「花のワルツ」へのエピソードは無し)
王、王妃、式典長の3人が見守るだけなので、舞台上が寂しい気がしました。

さあ、そして待ちに待った(『眠り〜』の場合は特に…)主役のオーロラ姫、注目の18歳、ポリーナ・セミオノワの登場!!
びっくりするほど圧倒的なスタイルの良さと、小さな頭、伸びやかで美しい手足、若さ溢れ元気なというより、大変上品で年齢よりも落着いて見えます。そして容姿が大変美しい。
背が高い人にありがちな迫力というよりは、優しげな雰囲気です。
安定感もありますし、まさに主役を踊る為に生まれてきたよう。
マラーホフが惚れ込んだのが納得できますね。
パンフによると、ボリショイ、キーロフ等のオファーを断ってマラーホフのいるベルリンと契約したとのこと。

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05月10日(土)
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