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カンゲキ★日記
by Ruby
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■◆『ローラン・プティ グラン・ガラ』ルグリ、ツィスカリーゼ、ベランガール、ボニーノ、上野水香、リエパ

いやぁ〜良かったです。大人のバレエ・ガラという感じで。
予定されていた、ルンキナは怪我の為、出演できず(早い回復を願います)、代わりにオペラ座のエオノーラ・アバニャートが出演しました。
このアバニャートが、私的には気に入り、ルンキナには気の毒ですが、良かったかな。あと、イルゼ・リエパ最高だったし!!

ロビーに入ると草刈民代さんが立っておりました。最近良く遭遇するなぁ。
他にも何人かそれらしき人が観に来ていたようです。
会場は特設みたいな作りで、人が歩くとずんずん響き、あまりいいホールではありません。当初、本当に特設のつもりで建てたと思いますが、そのまま直さないのでしょうか?

私の位置は、舞台まで約3m位、手の届きそうな中央のベストポジションで鑑賞。足も切れずにとても良く見えました。



【第1部】

『アルルの女』よりパ・ド・ドゥ
(E・アバニャート&J・ベランガール)
初めからもう、涙が出そうになりました。
この作品を見て、思うところがあるのは、実体験があるから?なーんてね。冗談です! 
でも本当に切ない内容で、最初のプログラムなのに、すんなりこの作品世界にのめり込んでしまいました。それ程素晴らしい作品。
ルグリの出演した映像で御存知の方も多いと思いますが…。

《婚礼を控えた若い男女。女は一途に男を愛し、私を見て!以前のように愛して!と自分の全てをかけて懇願しますが、男は女の知らない誰かを苦しいほど思っている。
しかも、そんな男の気持ちを女は痛いほど解っているが、どうする事も出来ません。
男は自分が以前に一目惚れした別の女を想い、現実とのはざまで悩み苦しみ、狂気に陥って窓から身を投げる。》

こういった話に私は弱いし、結構好きなんですね。アバニャートは落着いた雰囲気ですが、全てを投げうち“愛”を思い出させようと必死に懇願、アピールする演技は心が痛くなったし、ベランガールも心ここに在らずで、苦悩に満ちた表情が良かった。最後の爆発力も!


プルースト『失われた時を求めて』よりモレルとサン・ルーのパ・ド・ドゥ
(M・ルグリ&M・ムッル)
この場面は初めて観ました。「眠る女」の部分はマカロワ主演の映像で見た事ありますが、それとは全く違う雰囲気でした。
物語の一部というよりもモダンの小作品という印象でした。
(一応、美しき侯爵と美貌の天才ピアニストだそうです)

このときのルグリがなぜか別人に見え、一瞬登場時は解らなかったです。最後に笑顔を見たら若返ってルグリだったんだと安心しました。動きはもちろん良かったと思います。
ムッルは細い身体でルグリとまるで違う筋肉のつき方。一瞬「戦場のピアニスト」の主演俳優、エイドリアン・ブロディに似ていると感じました。余談ですが…。


『ダンシング・チャップリン』 ・「ティティナを探して」「小さなバレリーナ」
(L・ボニーノ)
本当は2幕20場の作品だそうですが、ボニーノが出演する「ガラ」公演では、よく演じられる部分ですね(踊るというよりも)。
私も生では、この短いソロ場面を見るのは2回目ですが、今回の方が劇場も大きすぎず、客席の反応が良く伝わり良かったと思います。
まるでパリの小劇場で鑑賞する作品のような印象でした。
ボニーノがチャップリン風に演じコミカルでありながら、何ともいえないその古き良き時代に想いをはせ、温かみと切なさも感じました。

「ティティナを探して」は椅子を上手に使った作品で、映像でもマルセイユバレエの海上特設ステージで行われたガラ公演のものに収録されています。音楽は映画「モダンタイムズ」より。

「小さなバレリーナ」はボニーノの首に白いチュチュを巻きつけ両手にトゥ・シューズを履かせて、手と腕を足とトゥに見立てさせてクラシックバレエを踊らせます。
2演目とも、観客はとても反応良かったですね。笑い声が漏れていました。後味も良かったですし、ボニーノでないと演じきれない気がしました。


『ノートルダム・ド・パリ』エスメラルダとカジモドのパ・ド・ドゥ
(上野水香&N・ツィスカリーゼ)

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04月11日(金)
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