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カンゲキ★日記
by Ruby
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■◆『三つの愛の物語』 【三人姉妹】【マルグリットとアルマン】【カルメン】ギエム、ダウエル、コープ、ムッル、斎藤、首藤
今回のカルメン役はちょっと違和感を持ってしまいましたが、斎藤さんは表現力のある素晴らしいダンサーだと思っていますし、新しい役に挑戦することは良いことだと思います。ただ役を選んでほしかったですね。勿論もっと踊りこめば、今より素晴らしくなるとは思いますが…。

ホセ役の首藤康之さんは、少し前に客演したAMPの『白鳥の湖』のスワン役で急激に前よりさらに人気が沸騰したダンサーで、期待を持って拝見しました。
脚先、手の表情は相変わらず美しいと思いましたが、破滅的人物のホセという役を演じるには、表現に押しが無いというか、薄味というか、今回はあまり印象に残らない感じでしたね。

本当に裏切られて殺さなければどうにもならないほど、盲目的にカルメンを愛したのか?という疑問が湧き上がってきました。
もう少し追い詰められていった苦悩と葛藤の姿を濃くみせてほしかったですね。
これからさらに深く役柄を掘り下げ、観客の心に強く訴えかけて欲しい。
私は個人的に、首藤さんの個性にホセ役はきっと合うのではと思っています。
彼はAMPの時など独自の役作りをうちだしてが素晴らしかったですし、色々な役を演じるのを観るのは、大変楽しみです。

舞台全般を観た印象は、やはり皆さん薄味気味で個性的ではありませんでした。
通常と違うハイライト版のせいかもしれませんが…。
衣装の質感、素材感もちょっと軽すぎる感じ。
オケは生で迫力がありました。この音楽の特徴であるユニークな打楽器の音は突飛な感じもありますが色々楽しめて良かったです。


【おまけ】
オペラ『カルメン』の歌詞の訳を書いておきます。役の個性がよく理解できると思いますので…。

《恋は掟なんか知ったことじゃない。好いてくれなくても、あたしが好いてやる。あたしに好かれたら危ないよ》「ハバネラ」より、

《カルメンはいうことなんか聞かない。自由に生まれて自由に死ぬのよ!》
「終幕、ホセに迫られて殺される前の歌詞」、

《(エスカミーリョの事を)好きよ!好きよ!死ぬ時であっても好きと繰り返して言うわ!》
〔カルメン役〕、
≪強くて激しい、でも潔さも感じますよね≫

《カルメン、お前が好きだ、好きなんだ!お前が喜ぶなら山賊でもなんでもするよ。どんなことでも、ね、何でもするよ! だから別れないでくれ…おぉ 俺のカルメン。昔を思い出してくれ…愛し合っていたじゃないか!別れないでくれ カルメン…あぁ…》
「最後にカルメンに愛を迫る」〔ホセ役〕、
≪これは最後のホセの歌のセリフですが、もう凄い必死になって愛を請うていますね≫

今後、どうかさらに熱い舞台を期待してます!

06月18日(水)
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