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カンゲキ★日記
by Ruby
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■◆『アナニアシヴィリの白鳥の湖』 アナニアシヴィリ、ウヴァーロフ、フィーリン、クレフツォフ、ペトローワ、パーリシナ他 (04/03/08up)
儚いとか、助けてあげたいとかそういうのではなく、悲劇に対しても受け止める強さや、大きな優しさを感じました。
柔らかくしなう肢体が見事。グラン・アダージョの滑らかさは秀逸ですね。
ウヴァーロフ王子もとても美しいし...。
でも、ヴァイオリン・ソロのスタドレルさん、やたら目立っていたなぁ。何度か指揮者の方を見てしまいました。
黒鳥の方はニーナの真骨頂といった感じでとても華やか。誰もが自然に目を奪われてしまいますね。
フェッテは以前みたいに物凄いスピードで回るというより、ちゃんと丁寧に踊っていました。
黒鳥のヴァリは、ボリショイと同じ妖しげな音楽の方。(ABTでもニーナはこちらのヴァリでした)
王子のヴァリもボリショイと同じ、チャイコフスキー・パ・ド・ドゥの曲を使用。
舞踏会の場面では花嫁候補の踊りもしっかりありました。
悪魔ロットバルト役は、あの(折り合いの悪かった)芸術監督という演出です。
王妃役は、若いダンサーが演じていましたが、無表情で無味乾燥。
舞踏会の場面で王子が悪魔に騙されて城は大混乱へ...と、ここで、元のリハーサル室の場面に戻ります。
プリンシパルはうたた寝から目を覚まし、夢の続きのように白鳥オデット現れ、そして消えてゆく...。
あらすじでは、夢から覚めたところで、「自分が恋人を裏切ったことを理解する」と書いてあるのですが、演出が説明不足で理解不能。あとから、「へぇ〜」でした。
ファジェーチェフのハイライト版は、工夫はされているようですが良くなったようにはあまり思えません。
でも、この短い時間に、見たい踊りは挿入されていたし、ニーナやウヴァーロフ、そしてコール・ド達の豪華な踊りが観られたので、満足です。
とにかく“ロシア・バレエ”を存分に楽しませていただきました。
*最後に一言、
こういった全幕でない公演にもかかわらず、(白鳥で)コール・ド・バレエを24人揃えたのには驚きました。(男性ダンサーもソリスト以外に8人連れてきたし...)
しっかりと作品を見せたいという意思を感じましたね。
しかし不満な点もあります。ニーナ達以外は、公演パンフレット等に、大事な役を踊ったダンサーでさえ、どこのバレエ団から参加したのか一言も書かれていないこと。結局どこのコール・ドだったのか...。
せっかく一生懸命に踊っているダンサーや、観に来ている観客に対しても不備だと思いますが。
【特別アンコール】
大きな喝采と共に幕が閉じると、芸術監督のファジェーチェフさんがマイクを持って登場。
姿を見たとたん、恒例の「おまけ」だなと察した私はとても嬉しい気分になりました。 ニーナをはじめとする出演者達の温かな気持ちと誠意を感じますね。
◆『スパルタクス』より《スパルタクスとフリギアのアダージョ》
音楽:チャイコフスキー、 振付:グリゴローヴィチ
(エレーナ・パーリシナ&ユーリ・クレフツォフ)
この作品&このパ・ド・ドゥはとても大好きで、観る度に新たな感動を覚えます。
音楽も踊りもとにかく美しくて、男性の力強さ、女性のたおやかさが存分に表されている作品だと思います。
パーリシナ&クレフツォフは数多く演じてきたとみえて、胸に迫るような深みのある踊りは本当に素晴らしかった。
この演目の主人公のようにお互いを思いやるカップルの、年を経て到達した熟練の世界に酔いしれました。
◆『ドン・キホーテ』より
音楽:ミンクス、 振付:プティパ
(ニーナ・アナニアシヴィリ&アンドレイ・ウヴァーロフ、全員)
ドン・キホーテの華やかな音楽が流れると、会場全体が喜びに包まれました。この音楽はニーナのテーマ曲という感じですね。
2人ともレッスン着姿でニーナは下が赤いチュチュ。普段よりも愛嬌やユーモアに富んだ楽しい踊りを披露してくれました。
例えば、ウヴァーロフが手を差し出して、ニーナがその手に掴もうとする。すると、ウヴァがサッと手を引っ込めて、悪戯っぽい笑顔を見せる。
次は逆で、手を出されてもニーナはお返しとばかり無視して、ニッコリ。
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02月28日(土)
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