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カンゲキ★日記
by Ruby
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■◆『ヌレエフ・フェスティバル』ジュド、ルジマトフ、ルディエール、イレール、ムッサン、パケット、ペレン、他、
是非、全幕で観てみたいですが、もう無理ですかねぇ…。
【第2部】
◆『オレオール』
(シャルル・ジュド、ステファニー・ルブロ、
シルヴィ・タヴァラ、ロール・ラヴィス、リンシンドルジュ)
バロックの巨匠ヘンデル作曲の「コンチェルト・グロッソ」など何曲かを組み合わせ、軽快さと、ソロではゆったりとした伸びやかさを表現した爽やかな演目でした。
やっとジュド様の御登場。アレグロでは中央にルブロを抱きかかえ美しく立ってらっしゃいます。アメリカの振付家ポール・テイラー作と言う事で、明るく元気が出て、観ていて高揚を感じる作品でした。
全員が裸足。ジュドともう一人の男性ダンサー、リンシンドルジュ(東洋的な風貌のかた)は白いタンクトップに白いくるぶしまでのタイツ姿で体操選手を思わせる衣装。女性3人は薄い白の膝丈スカート。
腕を大きく前に振り、飛んで歩くような動きが何度も繰り返され、それがとても印象的でした。ジュドのソロは曲調も変わり、とても美しかったですね。でもまぁ、この演目は深く考えず楽しみました。
◆『アポロ』
(ローラン・イレール、イリーナ・ペレン、
オクサーナ・クチュルク、アンナ・フォーキナ)
バランシンの傑作『アポロ』ですが、このフェスの中で私のツボにピタッとはまった作品(人)です。もう、イレール素晴らしすぎ!! 本当に人を引き付ける凄い魅力を持ったダンサーだと改めてホレなおしました。この作品の面白さを伝える上で、イレールが「アポロ」を踊った事はこの公演が成功する大きな要因だったのではないでしょうか。
多くの場面パーツからなる作品ですので、他の演目に比べて少々長めでしたけれど、アッという間に時間が流れていました。
導入部のイレールがリュートを持ち、ポーズをとっている姿から美しいこと!!
そして腕を大きく回し、楽器をかき鳴らす動きをしただけでも、もう私の神経は彼以外考えられなくなるほど集中して見入ってしまいました。
ソロで踊る時などひときわ鮮やかに輝きを増し、目が離せなくなってしまう…。
でも良いダンサーって本当に、その人にだけ強く光が当たっているように見えるのね。
急遽、ヴィシニョーワが出演出来なくなりテレプシコールに抜擢されたペレンですが、何だか今までと全く違って、表現しようとする意欲を見せて踊ってくれました。
元々の類稀な美しい体形(特に脚の形が恵まれていますね。細いのに柔らかそうで、筋肉質もしくは筋っぽくない)を持っていましたが、表情がイマイチで、私的には「どこがプリマなの?」と疑問に思っていたダンサーでしたが、今回は表情、踊りも見違えるくらい良くなってたし、笑顔も観る事が出来ました。(イレールの影響? ジュドの指導?)
でも、最近のペレンは評判も良いし、成長著しいのでしょうね。
先程『ドン・キ』で出演したクチュルクと、以前ルジマトフ来日公演で『オテロ』のデズデーモナを演じたフォーキナも、カリオペ、ポリュヒュムニアを良く踊っていました。
◆『ムーア人のパヴァーヌ』〔オテロのテーマによるヴァリエーション〕
(ファルフ・ルジマトフ、シャルル・ジュド、
エマニュエル・グリゾ、ヴィヴィアナ・フランシオジ)
ホセ・リモン振付、パーセルのバロック音楽を使い、シェークスピアの演劇的な世界を、みごとバレエ作品に作り上げたもの。
人への不信感、ねたみ、真実と嘘、愛、悔恨、これらの人間の心に沸き起こる様々な感情を、よくあれだけ短い作品の中に盛り込んだものだと感心しました。
『オテロ』は以前やはりルジマトフ出演の作品を拝見しましたが、こんなにジュド踊るイアーゴの存在感が突出したものだったかと、改めてビックリ。
(今回と前に見たものはきっと少し違うのだろう)
ジュドのあの粘っこいしつこさ、人を小ばかにしているような表情、「オテロ」のルジに、疑いの心を芽吹かせる悪意に満ちた囁きの場面も、もう凄いの一言!! 圧巻でした。
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07月20日(日)
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