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カンゲキ★日記
by Ruby
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■◆『ローラン・プティ グラン・ガラ』ルグリ、ツィスカリーゼ、ベランガール、ボニーノ、上野水香、リエパ
作品としては、最後のとって付けたような終わり方と、サポートの黒子の登場に違和感を覚えました。
さらに上演を重ねてシンプルで素晴らしいものに変わっていってもらいたいですね。



日本初演『スペードの女王』よりパ・ド・ドゥ
(I・リエパ&N・ツィスカリーゼ)
これはもう、言葉に表せないくらい凄かったです。
最後にこのようなメイン・ディシュをもってくるなんて!!
イルゼ・リエパ大迫力。こんなに強烈な演技のできるダンサーはなかなか思いつきません。
ツィスカリーゼも先程とは別人のように濃い演技をしていて、全幕観たわけでは無いのにとにかく強烈に印象に残りました。そして2人は初演のオリジナルキャストとの事。

これを観た後では、日本のバレエは何?ここまで到達できるとは正直思えません。ダンサーがこの芸術対して全てをさらけ出し、入り込んでいるのを観てしまうと、もう、テクニックでは無く、他の様々な事を学んでほしいなと...。
なんて偉そうに言える立場ではないですが…。

チャイコフスキーのオペラで知られているこの作品を、プティはオペラ曲を使用しないで、交響曲6番「悲愴」を用い創作しました。

話は、《青年士官ゲルマンはトランプ賭博で勝てるようにと、特別な秘法を知っている叔母の伯爵夫人の所に忍び込み、3枚のカードの秘密を聞き出そうとしますが教えてくれません。脅しのつもりで出したピストルに驚いて夫人は死んでしまいますが、夢に伯爵夫人があらわれ、カードの秘密を教えてくれます。しかし…》

伯爵夫人が憑依したかのような、大人の女リエパに尽きます。
意外に、今までのようなロマンティックな役ではなく悪い男が板についていたツィスカリーゼ。
観ていて本当に怖かった。狂気に満ちていて…。
バレエというより演劇のようでした。
プティもこういったダンサーとの出会いは喜びでしょうね。
是非、全幕をもってきて、観(魅)せて戴きたいです。


【カーテンコール】
ずらりと出演者が並びカーテンコール。最後にプティが登場し、観客の大きな拍手に応えていました。彼は挨拶のたびに、色々なダンサーの間に入り場を和ませていました。
ツィスカリーゼはいつもカーテンコール時に愛嬌が無いのですが、今回は、プティがいたせいか、ニコニコ笑顔が見られました。

この日改めて、プティ作品の幅の広さと素晴らしさを堪能できました。

04月11日(金)
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