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カンゲキ★日記
by Ruby
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■◆東京バレエ団《ベジャール・ガラ》『ペトルーシュカ』『ギリシャの踊り』『ボレロ』 首藤康之、後藤晴雄、(04/05/21up)
これまでにも、首藤さんの舞台を見るチャンスはいくらでもあったのに、そんなに多く見ておりません。東バの公演は、主にゲストが参加する古典ばかりを、見に行っていたことと、ベジャールプロにあまり足を運ばなかったことが原因ですね。
なんでもっと彼の出演する作品を見なかったのかと、今更ながら悔いが残ります。

彼はTVやマスコミで多く取り上げられる有名な方ですし、前からよく知ってはおりましたが、こんなに個性と雰囲気のある、良いダンサーだと認識したのは、M・ボーンの『白鳥の湖』からでした。
その後、後れ馳せながら、とても好きなダンサーになりました。


『ボレロ』ですが、序盤感じたのは非常にゆったりとしていたということ。音楽のスピードがというより、腕の動かし方など、音のフレーズを最後まで使い切り、ゆっくり動かしていたような印象。
始まった時は、まだ気持ち的に淡々と観ていられたのですが、中盤、すべてをさらけ出して踊る首藤さんの姿に、何とも言えない感情がこみあげてきて、涙が溢れてきました。
一瞬一瞬に気持ちを込めた首藤さんの踊る姿を逃さないように、必死に双眼鏡で舞台を見つめていました。

このベジャール振付の『ボレロ』という作品は、首藤さんの与えた命も育んで、まだまだずっと生き続けるでしょう。
でも、もう“彼のボレロ”を観ることは出来なくなってしまいます。

最後の輝きと美しさに、私は胸がいっぱいになるほど感動しつつ、とても寂しい気分になった夜でした。
首藤さんの今後のご活躍を楽しみにしています。

03月31日(水)
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