ID:1624
カンゲキ★日記
by Ruby
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■♪レニングラード国立バレエ『バヤデルカ』(1/27、28)『ジゼル』(1/30、31)ザハロワ、ルジマートフ、ペレン, BBSより
足を頭上に掲げた時など後光が射しておりましたわ。(笑)
表現の仕方も好ましくて、文句なく素晴らしかったです。絶賛し過ぎでしょうか?

前日同様、ガムザッティのシェスタコワも良かったし、マグダヴィアのマミンや幻影の場のミリツェワもやはり良かった。
そして功労者、アニハーノフによるオケも、幻影の静かなところ、終幕の爆演など素晴らしかったです。
会場も昨日以上に大盛り上がりで私も楽しみました。

このボヤルチコフ版「バヤデルカ」ですが、昨日はニキヤの恨みで寺院崩壊させたように見え、ニキヤって“怖い”と思ったけれど、どうやら神の怒りで寺院が崩壊したのね。
これ下手すると最後は「ニキヤ」が悪役に見えてしまいそうなヴァージョンだなと、ふと思いました。


レニングラード国立バレエ
『ジゼル』1/30公演
(ザハロワ、ルジマートフ)

ザハロワ&ルジマートフ「ジゼル」を、見にいきました。
「ジゼル」の場合1幕での演技が重要なので、遠めからオペラグラスで見るのは歯痒かったですね。

全体的に見た感想は、1幕は思ったより淡々としていて、“泣ける「ジゼル」”ではなかったです。
ザハロワはやはり踊りが素晴らしいですし演技もしている。
ですが、醸し出す雰囲気が、“可憐なとか、村娘とか、病気がちな”、というような「弱い部分」があまり見えず、しっかりとした女性に見えてしまって、ジゼルの哀れさや相手を狂おしく思う気持ちというのを強く感じられませんでした。

でも2幕は良かったです。軽い、柔らかいという感じではないけれど、とにかく踊りが究極に美しい。
人間のもつ「熱」のない世界を流麗に踊りあげ、テクニックもやっぱり素晴らしくてバランスも完璧。 パ・ド・ドゥに至っては、ため息が出るほど素敵でした。

ルジマートフは、やっぱりルジマートフですね。(笑)
自分の表現する世界を、充分見せてくれました。 まず、歩き方から綺麗。
ザハロワと同調していたかというと難しいですけど、堪能はできました。
以前に比べると、アクがなくなってスッキリしたみたいです。あの濃い感じもよかったんですけどね。

最後、幕切れのところが特に素晴らしくて、ウィリーに踊らされる場面でも、終盤は本当にもう踊れないという感じで、途中から倒れこみそうになっていました。
とても真に迫った演技で、悔やみながら疲れ果ててジゼルの墓に取りすがるように這っていくところなど、見入ってしまいます。
観客をドラマの世界に引きずりこむ力は凄いと思いますよ。

その他、ペザントでは毎回大活躍のシェスタコワが、プロフェッショナルな踊りを見せ、相手のマスロボエフも男性的な肉体を駆使してキレよく踊っていました。とても良かったです。

森番ハンスのペトゥホフは、体が大きくなく、ちょっとあっさりぎみでした。もっと野太く演技してくれた方が良かったかな。

ミルタのステパノワはもう少し、気をつけて丁寧に踊って欲しかった。表情は悪くないと思うけど少し雑な感じを受けました。

2幕のコール・ドは、今回は残念ながら神秘的な世界を作り上げられていませんでした。靴音が大きかったかな。「バヤデルカ」の時は良かったのですが...。


レニングラード国立バレエ
『ジゼル』1/31公演
(ザハロワ、ルジマートフ)

1/31のマールイ『ジゼル』は間近で見ることが出来てとても堪能しました。
うん、「堪能」という言葉が妥当かな。
ザハロワの踊りの素晴らしい質の高さと、ルジマートフの特に2幕最後、夜が明けて別れる場面をここまでやるのか、と言うほど濃ーい演技で魅せてくださって、素敵な時間を過ごすことが出来ました。
やっぱり、1幕では切ない気持ちになりませんでしたが、最後が素晴らしいと感動的な気分になります。“ルジ・マジック”ですね。

01月27日(火)
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