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カンゲキ★日記
by Ruby
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■♪キーロフバレエ『シンデレラ』・『ロメオ&ジュリエット』・『白鳥の湖』、BBSより
さてバラノフですが、今回の方が恋に邁進している様子がひたひたと伝わり、品の良い踊りも美しかったです。ジュリエットの死(実は仮死)を知った時の、どうにもならない悲しみと嘆きの様子、終幕に向う展開の中で、どんどんロミオ像が見えてきました。

そしてヴィシニョーワですが、近年観た公演の中で、役の解釈の緻密さや心が伝わってきて、とても良かったですね。
彼女が少女としての無邪気さを表したのは、最初だけ。
ロメオに出会ったときでも恋を知った晴やかな気持ちよりも、不安や戸惑いを表現していて、全体的にしっとりとした感じがしました。
場面場面での細やかな表情の説得力、踊りのテクニックが優れているだけではない素晴らしい表現者に成長していたのですね。
彼女のジュリエットは希望に満ちた未来ではなく、よく解らない暗く澱んだ“何か”に恐れを感じているように見えました。
最後には涙が…。

終演後、特別協賛の聖徳大学関係者のパーティー準備で、ロビーが通れなくなりました。
これ見よがしにちょっとアレはなぁー というか、キーロフ・バレエ団の皆さんとの懇親会らしいのですが、ちょっと羨ましかったりも…。


◆ キーロフバレエ『白鳥の湖』12/9
(パヴレンコ&コルスンツェフ) 

会場に到着したら、予定していたゼレンスキーの腰の怪我の回復が思わしくなく、王子役がコルスンツェフに変更になったと表示されていました。案の定またかです…。
オデット・オディール役はザハロワからパヴレンコになりましたが、だいぶ前に変更になったので驚きはしませんでしたが...。
この日も舞台が始まる前にワジーエフさんから事情説明があり、ゼレンスキーも呼び出されてちょっと顔を出しました。

さて舞台ですが、気になることだらけで正直、残念な部分が多かったです。
幕があがると、舞台美術と衣装が変わっていてビックリ。
衣装はゴールドを使い、幾分派手で凝ったつくりでした。以前のシンプルで優雅なものが失われてしまい残念です。それなのに、美術は古びて見えるし、謎だわ…。

主役のパヴレンコさんは、前回来日の時は好印象だったのですが、オデット・オディールの役作り、表現方法には満足できませんでした。
「白鳥」の時はツンとした冷たい雰囲気で、表情や動きに、切ないとかしっとりしたものが見受けられなかったです。
辛い身の上を王子に訴えて、嘆いているようにはとても思えません。表情がとにかく固かったですね。
「黒鳥」ではクレオパトラのように目じりをつり上げたメイクで、笑顔も殆どなく見られず、終始睨みつける演技をして踊っていました。
あんなに恐くては、王子を誘惑なんて出来ないんじゃないかしら?
単に急なパートナー交代で気持ちの余裕がなかっただけかもしれませんが、どうも私には...。

コール・ド・バレエは、前の方で見たせいか、靴音以外に(たぶん)滑り止めがぺたぺたくっついて離れる音がかなり大きく聴こえてしまい集中出来なかったです。

王子はけっこう気のいい優しげなキャラで個性は強くなかったですが、踊りの質が良かったと思います。

キャラクターダンスに関しては、どれも素晴らしくて、バレエ団の実力の高さを感じました。オブラスツォーワ、メルクリエフ、そしてアンドレイ・ヤコヴレフが特に良かったです。
道化のイワノフとロットバルトのシショフ、も盛り上げてくれました。

12月10日(水)
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