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カンゲキ★日記
by Ruby
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■◆チェコ国立プルゼーニュ歌劇場 『蝶々夫人』ヴァレンチナ・ハヴダロヴァー、ヤン・アダメッツ、他(03/09/25up)
夫が帰ってくるその時の場面を想像し、心配しているスズキに対して語ってきかせる内容の歌ですが、これはハヴダロヴァーさんの歌い方が意外にもあっさりし過ぎていて、かなりもったいなかったですね。
もう少し盛り上げてくれたらなぁ…と感じました。
後半、ピンカートンの乗る軍艦の寄港を告げる大砲の音がした時の喜びの姿、部屋中を花で飾り、子供とスズキと共に障子に覗き穴をあけ、一晩中寝ずに待っているときに流れる可愛い《ハミング・コーラス》も期待感を静かに包み込むかのように、穏やかで美しい場面を彩っていました。
蝶々さんも子供を産んだとはいえ、まだまだ“駒鳥”のエピソードといい、幼さが見え隠れする人物像が後に痛々しく感じてしまいます。
2幕2場は、帰って来てくれたと期待した分、絶望へ突き落とされる場面や、子供へ愛情を見せつけられるところなど、涙が溢れてきますね。
しかも音楽がプッチーニなので、情緒的で泣かせどころが上手い。
初演時では、アメリカ海軍士官ピンカートンの描かれかたが今より軽薄で酷かったらしく、今日では改定されているようですが、それでもやっぱり別れ際も情けない人物像。
それに対し、蝶々さんの可憐さや純粋さ、そして潔い描かれかたは、ものすごく好意的で、世界中での日本女性のイメージアップに大きく貢献しているような気がします。
「プッチーニさん、このような美しい作品を残してくれてありがとう!」とお礼を述べておきましょう。
09月20日(土)
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