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カンゲキ★日記
by Ruby
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■◆【第10回世界バレエフェスティバル】 《Bプロ》 (8/8、8/10分)ギエム、ルグリ、マラーホフ、ジル・ロマン、ステパネンコ、他
もっさりした雰囲気のせいか、テクニックがあるのに、そんなに観客の支持を受けていない感じ。やはり指先まで神経を行き渡らせる気配りとか、キメる部分がビシッときまると、垢抜けてくるんじゃないでしょうか。
しかし、とにかく頑張っています。


【第2部】

◆「ラ・シルフィード」
〔マリーヤ・アレクサンドロワ&セルゲイ・フィーリン〕
振付:オーギュスト・ブルノンヴィル、音楽:ヘルマン・S.レーヴェンスヨルド

森の中の舞台美術付き。アレクサンドロワは、スタイルが良くて背も高いダンサーですので、シルフィード姿で登場した時は、ちょっと不思議な感じ。
「ラ・シルフィード」は、作品自体たいへん古いですし、踊りや顔の雰囲気が現代的に見える彼女には、ピッタリといった感じではありませんでした。
ですが、フィーリンとのマイムを含めたやり取りは、結構可愛く演技していたと思います。シルフィードらしいかと言えばそうでもない気がしますが、踊りはしっかりと美しいものでした。
衣装は、凝っていて、ラメがきらめく羽は大きめ、胸の中心に花、ロマンティックチュチュは、基本の白に、極薄いピンクとグリーンの生地も重ねられていました。

フィーリン得意のブルノンヴィル。私も期待して拝見しました。
脚の美しさも堪能しましたし、シルフィードとのやり取りも、可愛くふくれっつらをしたり、優しげな目線といい、たわむれ具合が見ているほうも楽しくなります。
以前の公演で見た時ほどの“完璧さ”ではありませんでしたが(そのときはホント見惚れました)、再び見ることが出来て良かったです。
こういった古典もプログラムに入っていて嬉しいですね。

◆「夏」
〔グレタ・ホジキンソン&ロベルト・ボッレ〕
振付:ジェームス・クデルカ、音楽:アントニオ・ヴィヴァルディ

ケヴァルさん、渾身のヴィヴァルディが素敵!
赤の背景。 ホジキンソンさんは」大人の色香と凛とした雰囲気で、私的に好印象。先日の「イン・ザ・ミドル〜」といい、今回といい、完全にボッレをリードしていますね。
たしかはじめにNBSのフェス参加ダンサーの発表時は、“ボッレの相手役として云々〜”と書かれていましたが(日本ではあまりなじみが無かったお名前だったかも…)、でも蓋を開けてみたら、かなり良いダンサーで、容姿も美しいしとても気に入りました。
英語版「DANCE MAGAZINE」の表紙にもなっていますし、本当は元々有名な方だったのですね。

大の字に脚を大きく広げ、脱力した様子で座り込んでいる男。(導入部はこんな感じ)
ボッレは表現において、まだ成熟の途中の段階といった感じでした。悪くはないんだけれど、圧倒する何かがまだ少したりない。
あと出来れば、A・Bプロのどちらか一つ、王子様ぶりを見たかったなぁ。 物腰が美しい方ですので…。


◆「レ・ブルジョワ」
〔フィリップ・バランキエヴィッチ〕
振付:ベン・ファン・コーウェンベルグ、音楽:ジャック・ブレル

バランキエヴィッチは今回のフェスで初めて名前を覚えたダンサーですが、特に気に入ってしまいました。観客の多くも私と同じように魅了された人が沢山いたのではないでしょうか。
大柄のスタイルとキレの良いダンステクニックに加え、あのチャーミングな演技といったら!! この演目を見られただけでも「Bプロ」イイですね(笑) 
Yシャツにネクタイ、めがねのお決り小道具。(以前見たこの作品を踊ったダンサーも同じ。あと脇にテーブルが用意されていた)
酔っ払ってしどろもどろ、おぼつかない足どり…。ユーモアたっぷりの演技。
だけれども、途中挿入されるテクニックは超絶…。

Bプロ初日の時は、こういった凄いジャンプをしたときに、ポケットに入れていた(大切な)タバコを落としてしまい、後で口にくわえて、「ライター持ってない?」が出来ない状況に…。
ポケットにはもう無いので、あわてずに床を探したら見つかって...。この一連のとっさの演技も、実に見事にやり遂げていました。
観客は彼に惹きつけられること!! 

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08月08日(金)
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